札幌に新たなランドマーク「CONNECT SAPPORO」が誕生!
このたび、札幌市の中心部に新しいオフィスビル「CONNECT SAPPORO」が2024年に完成予定であることが発表され、地域のビジネスシーンに新たな息吹をもたらすことが期待されています。今回は、建設の背景や特徴について詳しくご紹介します。
プロジェクトの始まり
「CONNECT SAPPORO」の開発は、CBRE(シービーアールイー)札幌支店の手がけるプロジェクトです。先にあった「スガイディノス」の跡地を、賢明に売却したことからプロジェクトがスタートしました。CBREでは周辺の市場調査を実施し、不動産価値を最大限に活かすプランを提案。それを受け、開発のデベロッパーには東急不動産が選ばれ、具体的なビジネスプランが再構築されました。
フォワードコミットメントによる安定的な投資機会
本プロジェクトでは、フォワードコミットメントの仕組みを用いることで、投資者に対して安定的な投資機会を確保しました。この方法を活用することで、デベロッパーは建物完成前に売買契約を締結し、早期に利益を確定することが可能となります。また、買主である投資家はいち早くリーシングリスクを取ることで、高いリターンを狙うことができるというわけです。
施設の特色と利便性
「CONNECT SAPPORO」は、札幌の賑やかな大通りエリアやすすきのエリアに位置しており、オフィスワーカーだけでなく地域住民にも広く利用される場所を目指しています。1階にはオープンスペースが設けられ、商業施設も併設されるため、訪れる人々が集まる新しい拠点となることでしょう。また、大型フロアプレートや駐車場の設備が整っており、企業や従業員のニーズに応じた柔軟な働き方を支えます。
環境への配慮
今回の建設計画は、環境への配慮も大切にされています。CASBEEのAランクを取得するなど、環境認証を取得し、持続可能なオフィスビルとしても評価されています。これにより、地域社会にとっても優れたインフラを提供するなかで、環境問題に対する貢献も果たせるでしょう。
2024年の竣工を目指して
「CONNECT SAPPORO」は、2022年11月に工事が始まり、2024年8月に竣工を予定しています。多様なニーズに応えるスペースが整備されることで、札幌のビジネスシーンに寄与するだけでなく、地域全体の活性化にも貢献することが期待されています。
今後の展開
CBREは、このプロジェクトで得た知見をもとに、地域の発展と活性化に向けた不動産取引の機会を創出していく意向です。新しいオフィスビルは、「仕事」と「地域」の新たな接点となり、今後も注目を集めることでしょう。札幌の中心がどのように変わっていくのか、今後の展開が待たれます。