エア・ウォーター北海道とトラスコ中山が災害時物資供給協定を締結！地域防災力向上へ

エア・ウォーター北海道とトラスコ中山、災害時物資供給に関する協定を締結

2023年11月21日、北海道のエア・ウォーター北海道株式会社とエア・ウォーター産業・医療ガス株式会社は、トラスコ中山株式会社および北海道と災害時の物資供給に関する協定を締結しました。この協定は、近年の地震や風水害の頻発を受けて、地域の災害対策を強化するために設けられたものです。

今なぜ協定が必要か

北海道では昨今、地震や風水害の影響が増しており、社会全体での備えが求められています。特に、災害時に必要な物資を迅速に供給する体制が重要です。トラスコ中山は全国に広がる物流ネットワークを持ち、エア・ウォーターグループは地域密着型で産業や医療を支えています。これらの強みが合わさることで、より効果的な物資供給体制を構築することができるのです。

実際、この協定は、地震や風水害だけでなく、国民保護法に基づく武力攻撃事態などの非常事態にも対応しています。広範なリスクに備えるための供給体制を整え、地域住民の安全を確保することを目指しています。

協定の具体的内容

この協定には以下のポイントが含まれています：
1. 迅速な物資供給体制の構築: 災害発生時における物資や資機材の供給を迅速かつ円滑に行える体制を確立。
2. 物流拠点の活用: トラスコ中山が持つ物流拠点および商品検索サイトを通じた物資供給の効率化。
3. エア・ウォーターグループの役割: エア・ウォーターグループが供給・運搬体制を整え、スピード感のある対応を実現。

このように、協定は両社が強みを活かし合い、官民が連携することで、迅速かつ柔軟な物資供給を実現します。これにより地域防災力を向上させ、住民の安全を確保することが目指されています。

各社の紹介

- エア・ウォーター北海道株式会社: 1978年に設立され、産業用・医療用ガスを中心に、地域に密着した事業を展開。北海道の暮らしや産業を支える企業です。
- エア・ウォーター産業・医療ガス株式会社: 1982年設立。産業用・医療用ガスの供給を主な業務としており、地域に根ざした事業活動を行っています。
- トラスコ中山株式会社: 1959年創業で、全国に物流拠点を持ち、作業工具や副資材の卸売を行っています。日本のモノづくりを支える重要な役割を果たしています。
- 北海道（北海道庁）: 地方自治体として、防災・危機管理を含む様々な行政サービスを提供し、道民の安全な暮らしを支えています。