ヤマイチ水産の新冷凍工場が完成
北海道紋別市に位置するヤマイチ水産が、最先端の環境配慮を実現した新冷凍工場を竣工しました。この新工場は、すり身を扱う企業として、食卓に向けた安心安全な水産物の供給を目指しており、現代の求めるニーズに応えた設備が整えられています。
環境への配慮と脱フロン化
ヤマイチ水産は、ニチモウグループの一員として、冷拷機器の脱フロン化を進め、自然冷媒を使用することで環境への影響を軽減しています。この取り組みは、持続可能な製造プロセスの一環であり、企業の社会的責任を果たすための重要なステップです。
完全自動化を実現
新工場の特徴の一つは、凍結から梱包までの工程をコンベアで自動化し、業界初となる完全自動化を実現している点です。このシステムにより、作業効率が飛躍的に向上し、従業員の負担も大幅に軽減される結果となりました。さらに、金属検知機能を搭載して安全性の向上も図られています。
弊社の今後の展望
新たに完成した工場は、出荷エリアの室温管理を徹底することにより、より高い品質管理が可能になりました。作業環境が改善されたことで、製品の品質向上に寄与するとともに、作業者の安全にも繋がります。ヤマイチ水産は製品や作業者、環境に対して一層の配慮を行う工場としてデザインされています。
利用者に優しい取り組み
今後、ニチモウグループは『浜から食卓までを網羅し繋ぐ』という掲げたスローガンをもとに、引き続き環境に優しい水産物の提供に努めていく方針です。これにより顧客へ安心、安全な製品を届けることを目指します。
会社概要
- - 会社名: ヤマイチ水産
- - 所在地: 〒099-5171 北海道紋別市渚滑町7丁目40番地
令和6年度の二酸化炭素排出抑制対策事業として、冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化を進める補助金を受けて新工場が設立されました。この新しい設備が地域にもたらす影響に期待が寄せられています。
より良い未来を目指すヤマイチ水産の挑戦は、多くの人々に喜ばれる結果をもたらすことでしょう。あなたも、ぜひこの工場の取り組みに注目してみてください。