職業観を育む『DOMINISTA CHALLENGE』函館で開催
2025年9月17日から18日の2日間、函館大学付属柏稜高等学校の生徒を対象に、株式会社共立メンテナンスの主催による職業体験プログラム『DOMINISTA CHALLENGE』が「ラビスタ函館ベイ」で実施されます。このプログラムは、高校生が実際のビジネスホテルの裏側を体験し、職業観を育む目標を持っています。
プログラムの概要と目的
『DOMINISTA CHALLENGE』は、2019年に始まった全国規模の取り組みであり、これまでに60校以上で実施されてきました。このプログラムでは、フロント業務や清掃、ベッドメイキングなどを通して、学生たちは働くことの意義や、訪れる人々との接遇を学びます。講義を通じて業界と職業についての理解を深めながら、地域への愛着も育む機会を提供します。
特に、現在の社会における確かなキャリア教育は重要であり、自らの将来を見据える手助けとなるでしょう。生徒たちは、仕事の魅力や様々な部署の役割を見学・体験し、最終的に自分の進路選択に役立つ知識を得ることが期待されています。
プログラムの内容
実施内容は以下のように構成されています。
- - 実施日程: 9月17日(水)と18日(木)の2日間。
- - 時間: 両日とも9:00~14:30。
- - 内容: フロントでの接客体験(チェックインや荷物受け取り)、大浴場の見学、客室清掃見学、さらにレストランでの食器補充など、多岐にわたる体験が含まれています。
また、各日のプログラムの中で、参加者たちは業界全体や働く楽しさについて学びながら、自らの適正や職業観について深く考える時間も設けられます。担当者のコメントによると、このプログラムは単なる体験ではなく、進路選択に向けた第一歩とすることが期待されているとのことです。
参加者の声
「職業体験を通じて、社会において求められる知識や技能を身につけてほしい」という担当者の願いが込められています。また、宿泊支配人の小林怜欧人氏は、「普段は見ることのできないホテルの裏側やお客様へのおもてなしの魅力を体験でき、参加者の将来の職業選びに役立ててもらえることを願っています」とコメントしています。
持続可能な取り組み
現在、社会や経済の不透明性が高まっている中で、若い世代に「働く意味」や「やりがい」を感じてもらうことが求められています。このプログラムは、地域への愛着を育み、自らが生まれ育ったコミュニティの課題解決に積極的に関わる人材を育成することを目指しています。
今後も『DOMINISTA CHALLENGE』を通じて、子どもたちが「働く喜び」を実感し、人を思いやる心を育む場を提供し続けるとのことです。地域活性化と次世代育成に向けた取り組みは、私たち全員の未来を豊かにする大切な一歩です。
共立メンテナンスについて
株式会社共立メンテナンスは、1979年に設立され、全国でビジネスホテルやリゾートホテルを運営しています。その中で、学生寮、シニア向け住宅、さらには食事サービスを通じて社会貢献を行っています。子どもたちの教育に資するようなプログラムを今後も展開していくとしています。
お問い合わせ
職業体験に関する詳しい情報は、共立メンテナンスのホテル人材開発部へお問い合わせください。
電話: 03-5295-7877
FAX: 03-5295-7833