廃食油再利用で街が輝く
2025-11-06 15:02:32

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが廃食油から作るバイオディーゼルで夜の街を彩る

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが贈る新たな夜の魅力



ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、2025年11月18日から新たなイベント「グリーン・ストリート・イルミネーション」を開催します。このイベントでは、パーク内のレストランで使用された廃食油を再利用し、100%バイオディーゼル燃料から作られた電力によって通りを華やかに彩ります。この取り組みは、同社のCSR(企業の社会的責任)スローガン「LOVE HAS NO LIMIT」に基づくもので、持続可能な未来への貢献を目指しています。

廃食油の再利用とバイオディーゼル燃料の導入



USJのレストランで発生するポテトの揚げ油などの廃食油は、厳密に管理され、使用済みの油の約80%がバイオディーゼル燃料に再生されます。2024年には「ジョーズ」ライドにおいて、5%のバイオディーゼルを混合した燃料を導入しましたが、今回のイルミネーションでは100%のバイオディーゼル燃料を使用するのはパークとして初めての試みです。

バイオディーゼル燃料は、化石燃料に代わるクリーンなエネルギーとして知られ、環境への負荷を軽減することができます。USJでは、こうした燃料を使ってイルミネーションを点灯し、来場者に魅力的で持続可能な体験を提供します。

グリーン・ストリートの誕生とイルミネーションの魅力



「グリーン・ストリート」は、この夏にオープンした新しいエリアで、緑に囲まれた通りとして多くの訪問者を惹きつけています。そこにイルミネーションが加わることで、さらなる魅力を発揮すること間違いなしです。夜になると、光の演出が緑の景色と融合し、参加者に幻想的な体験を提供します。

USJはまた、2024年11月からの「ユニバーサル・クリスマス・ジョイ」といったイベントに合わせて、冬の夜の楽しさも提供。イルミネーションは、年中無休で通年イベントとして楽しむことができます。環境に配慮しつつ楽しむ新しいエンターテイメントの形を提案しています。

循環型社会を目指すUSJの取り組み



このイルミネーションプロジェクトは、USJが掲げる「循環型社会推進プロジェクト」の一環です。このプロジェクトでは、廃食油の利用だけでなく、食品廃棄物の生ごみを液肥として活用する試みや、工事シートをアップサイクルしたバッグの製作など、多岐にわたる取り組みが行われています。これにより、パーク全体で持続可能な運営が促進され、環境保護に寄与しています。

「LOVE HAS NO LIMIT」に基づく社会貢献



USJのCSR活動は、地域貢献や環境保護、インクルージョンに焦点を当てています。「エンターテイメントの常識を超える」という目標のもと、持続可能な社会の構築を目指し、さまざまな取り組みを続けていきます。

今回のイルミネーションを通じて、訪れるゲストが別世界に迷い込んだかのような体験をしていただけると同時に、環境についても考えるきっかけとなることを願っています。USJの新たな環境への取り組みをぜひお楽しみください。


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