新AIシステム「VMO-AIPlus」
2025-11-11 11:15:03

テレビ北海道が開発したAI自動監視システム「VMO-AIPlus」

テレビ北海道が開発したAI自動監視システム「VMO-AIPlus」



テレビ北海道(TVh)から新たなニュースが届きました。放送運行の監視業務をデジタル化するために、AIを取り入れたシステム「VMO-AIPlus」が開発されました。このシステムの基本的な役割は、テレビの放送状況を自動で監視し、問題が発生した際に瞬時に対策を講じることです。これにより、従来のオペレーション方式から大きく進化した放送業務が実現します。

VMO-AIPlusとは



VMO-AIPlusは、マスター業務をリモートでオペレートできる「VMO(バーチャルマスターオペレーター)」の技術を基にしています。放送の監視や制御を自動化し、オペレーターに代わってAIがその業務を行います。例えば、放送中に障害が発生した場合、AIは瞬時に原因を判断し、必要な対策を施すとともに、状況をメールで通知します。これにより、オペレーターは現場にいなくても状態を把握し、適切な対応が可能です。

このシステムは従来の設備に適応できるため、様々なメーカーやタイプの機器でもそのまま導入が可能です。映像信号や管理用画面の情報を活用しながら業務を効率化できる点も、大きな特徴です。

展示会での実機公開



「VMO-AIPlus」は、2025年11月19日から21日に千葉県幕張メッセで開催されるInter BEE 2025において実機が公開されます。興味のある方はぜひ、ブース番号5209(株)テレビ北海道を訪れてみてください。

価格とサブスクリプション



このAIシステムの導入は、サブスクリプション方式で行われます。基本パッケージでは、自動監視と通知機能が月額40万円(税別)で提供されており、オプションとして自動制御などの機能も選択が可能です。この価格設定により、小規模から大規模な放送局まで、幅広く導入の選択肢を持つことができるでしょう。

今後の展望



AI技術の発展は、テレビ放送業界にとって大きな変革をもたらしています。今後、VMO-AIPlusがどのように業務を進化させ、放送の現場でどのような変化が生じるのか、非常に楽しみです。これからのテレビ業界において、TVhの試みは一つの大きなトレンドとして注目されることでしょう。

お問い合わせ



テレビ北海道への問い合わせは以下の通りです。
  • - 住所: 札幌市中央区大通東6丁目12番地4
  • - VMO推進室: 高橋寿也
Tel: 011-232-7157
  • - 技術・DX推進局: 高橋康二
Tel: 011-232-1122

放送を支える新しい技術に興味がある方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: TVh VMO-AIPlus AI放送監視

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。