食と農の体験
2025-09-09 10:42:31

中高生が「食と農」を学ぶ探究ツアーが葛西で実施

中高生が「食と農」を学ぶ特別プログラム



2025年8月24日、葛西臨海公園内で運営される「SORAMIDO BBQ」にて、中高生を対象にした特別プログラム「まるっと探究ツアー 食と農編 in 北海道」が開催されました。このプログラムは、飲食事業や公園再生事業などを展開する株式会社ゼットンが提供するもので、参加者たちは食と農の大切さを学ぶ貴重な経験をしました。

プログラム概要


この探究ツアーは、河合塾グループの株式会社KJホールディングス、NTT東日本、そして株式会社とかち野菜急便の協力を得て実施されました。農業が高齢化や後継者不足といった課題に直面する一方で、食と農への関心が高まる昨今において、本プログラムは参加者が生産から消費までの過程を一貫して体験し、未来の農業や食の形について考える機会を提供しました。

学びの場の提供


ゼットンは、重要な教育の場として「SORAMIDO BBQ」の施設を提供しました。単に会場を貸すのではなく、実際に販売体験ができることで、食材の付加価値や営業の方法について学べる環境を整えました。プログラム当日は、菜の栽培や販売の実践を通じて、食の価値を伝える方法やお客さまとの接し方についても、スタッフがサポートし、生徒たちの学びを促しました。

体験当日の様子


当日は、事前に北海道・十勝での収穫体験や生産・加工について学んだ中高生総勢8名が参加。彼らは自分たちが制作したPRチラシを持って、来場者に対し十勝産の野菜や加工品の販売に挑みました。プログラムは、概要の説明から販売戦略を練り、実際の販売、BBQでの昼食、振り返りの発表までを含む流れで行われました。

販売実績


販売の結果は以下の通りです:
  • - ブロッコリー:11個(6,600円)
  • - スイートコーン:7個(3,850円)
  • - どろぶたソーセージ(2本入り):26個(26,000円)
  • - 合計:36,450円

この活動では、ただ商品を販売するだけでなく、参加した生徒たちが販売手法について議論し工夫を凝らしました。試食を準備してお客様に体験を提供すること、甘さをアピールするなど、大人も感心するようなアイデアで販売に臨む姿が印象的でした。

参加者の声


参加した中高生からは、「生産と販売を体験する中で、新しい視点を得られた」、「流通から販売までのプロセスを知ることで成功につながった」という意見が寄せられました。また、「有機農法の重要性や、価値を伝える難しさを学んだ」との感想もあり、実際の現場での学びが彼らの成長に貢献したことが伺えました。

未来への展望


ゼットンは、未来の世代が主体的に学ぶ場を設ける重要性を認識し、今後も多様な学びや実践の機会を提供していく予定です。特に、「店づくりは、人づくり」という理念のもと、地域社会への貢献を重視したプログラムを展開していきます。

株式会社ゼットンは、飲食サービスや公園事業を通じて社会に貢献することを目指し、多様なビジネスを展開しています。地域の特性を活かした飲食提供に注力することで、より多くの人々にその価値を届けられることを期待しています。

企業情報


株式会社ゼットンは東京都渋谷区を本社とし、人気のハワイアン・カフェ「アロハテーブル」がそのコアとなっています。地域に密着した事業展開や多様な飲食スタイルを通じて、街づくりの一翼を担っています。


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