北海道発の医療革新『YUPO-SAPO』
小児医療の現場でAIが果たす役割
本プロジェクトは、重症小児医療における新たな時代を切り開くべく開発された「YUPO-SAPO(ユポ・サポ)」です。この医師クローンAIカメラは、小児集中治療(PICU)に特化した画期的な技術で、医師の診療思考を可視化し、AIによってその判断を再現することを目的としています。医師は多忙な中で、常に高いプレッシャーにさらされています。そのため、AIの導入により医療現場の負担を軽減し、医療の質を向上させることが期待されます。
AIで構築する未来の医療
本プロジェクトの核は、専門医が培った豊富な経験をAIが学習し、症状や呼吸、モニター波形のデータをリアルタイムで解析する仕組みにあります。これにより、医師の判断を迅速に再現し、医療が行き届かない地域でも適切な支援が可能になることを目指しています。
特に、北海道のような医療過疎地域においては、AIの活用によって医療格差の是正が期待されており、今後も全国、さらには海外への展開が見込まれています。
始動ネクストイノベーターによる支援
本プロジェクトは、経済産業省および日本貿易振興機構(JETRO)の後援を受け、世界で活躍する起業家を育成する「始動ネクストイノベーター」に進出しました。このプログラムは、医療や教育、テクノロジーを融合させた新たなイノベーションを実現するためのサポートを提供します。
代表理事の香西杏子氏は、これまでの取材経験を元に、医療現場の問題を解決するための取り組みを進めており、AIが人材育成にも寄与することを強く信じています。彼女は「医療の質は人の質」と述べ、質の高い医療従事者の育成が不可欠であることを再度強調しました。
医師とのチームワーク
このプロジェクトには、北海道子ども総合医療・療育センターの小児集中治療科医長で、主任研究員である酒井渉医師が深く関与しています。彼は「重症児医療の現場は過酷だが、AIが現場のタスクシェアを行うことで、命を救える可能性が広がる」と話しています。
こどもの命を守る未来へ
「生まれた場所に関わらず、すべての子どもに平等な医療を提供する」という理念のもと、ハートキッズライフリンクは、こどもたちの命を守るために活動を行っています。重い病気と戦うこどもたちをサポートするため、医療従事者の負担を軽減し、未来の世代へと知識とスキルを引き継ぐことが私たちの使命です。
現在進行中の医師クローンAIカメラ『YUPO-SAPO』の開発もその一環であり、この革新的な技術がもたらす医療の未来は明るいものです。私たちの挑戦に対して寄付や支援を頂ければ、いただいた資金はAI開発や医療従事者の育成に大切に使用させていただきます。
私たちと共にこどもたちの命を未来に繋ぎましょう。あなたのご支援が、医療の新たな可能性を開く力になります。
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団体概要
- - 団体名:非営利型一般社団法人ハートキッズライフリンク(Heartkids’ LIFELINK)
- - 設立:2025年4月
- - 代表理事:香西杏子
- - 所在地:北海道札幌市、東京都
- - 主任研究員:酒井渉
- - 事業内容:AI診療支援、医療者育成、社会啓発事業
- - 公式サイト:こちら
- - お問い合わせ:[email protected]