アイヌ民族と博覧会
2026-03-12 14:42:53

150年の歩みを振り返るアイヌ民族と博覧会の特別展示が開催

150年の歴史を紐解く特別展示



国立アイヌ民族博物館と国立歴史民俗博物館が共催する特別展示「アイヌ民族と博覧会―150年の経験―」が、2023年6月20日から8月23日までの65日間、白老町の国立アイヌ民族博物館特別展示室にて開催されます。この展示は、国立アイヌ民族博物館が行った「近現代アイヌ民族史(誌)と博物館展示をめぐる実証的研究」の成果を基に作られています。

この研究プロジェクトでは、近代以降のアイヌ民族とその文化に関する多様な資料がどのように社会で受け入れられてきたか、また、アイヌ民族自身が自らの文化をどう表現してきたかを探求しました。研究には、国立歴史民俗博物館や北海道大学の研究者も参加し、より深い知見が得られました。

展示の背景と目的


1851年にロンドン万博が開催されて以降、博覧会は帝国主義や殖産興業の影にあたるイベントとして各地で行われてきました。アイヌ民族もさまざまな方法で関与してきましたが、その経験には多様な思いと葛藤も伴いました。本展では、出場者や出品者として博覧会に関わったアイヌ民族の視点や、仲介者たちの役割、加えて見せる側と見る側との関係を掘り下げ、150年にわたる博覧会の歴史を辿ります。

展示構成


本展は、以下の4つの章から構成されます。各章では、アイヌ民族の歴史や文化を様々な角度から探ることができます。

1. アイヌ工芸品展示の草創期から博覧会へ
アイヌ工芸品がどのように博覧会で展示されるようになったのか、その発端について解説します。
2. アイヌ民族の出場
これまで博覧会に出場したアイヌ民族の人々の経験や、その意義について振り返ります。
3. アイヌ文化を見せていく時代
アイヌ文化が時代と共にどう見せられてきたのか、特に近現代の具体的な事例に着目します。
4. アイヌ民族と博覧会のゆくえ
これまでの博覧会がアイヌ民族に与えた影響や今後の可能性について考察します。

展示構成は変更されることもありますので、訪問の際には最新の情報をご確認ください。

開催情報


* 国立アイヌ民族博物館特別展示室
場所: 北海道白老郡白老町若草町2-3-1
会期: 2023年6月20日(土)~8月23日(日)

また、国立歴史民俗博物館でも「アイヌ民族と博覧会―150年の経験―」が企画展示として、2023年10月6日から11月29日まで開催される予定です。こちらもぜひご覧ください。

この展覧会はアイヌ文化を深く知る絶好の機会です。ぜひ訪れて、その歴史と現代のアイヌ民族の姿を体感してください。詳細については、公式ウェブサイトをご確認ください。


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