カンタス航空が札幌とシドニーを結ぶ直行便を運航開始！日本とオーストラリアの架け橋に

カンタス航空、札幌とシドニーを結ぶ直行便を就航

2025年12月15日、カンタス航空は新たに札幌（新千歳）とシドニーを直行で結ぶ季節運航便を開始しました。この新しい路線は、両都市を結ぶ唯一の直行便として注目を集めています。初便の就航を記念して、新千歳空港では特別イベントも行われ、多くの関係者が集まりました。

札幌が100番目の国際路線

この路線は、カンタス航空の国際線ネットワークにおける記念すべき100番目の目的地となります。北海道の魅力、特にスキーシーズンの観光需要に応えるもので、オーストラリアからの観光客を受け入れることで、双方向の観光促進へと繋がります。2024年には、オーストラリアからの訪日者数が100万人を見込むとされ、前年比で50％の増加が期待されています。

運航スケジュールと機材情報

この新路線は、2026年3月28日までの期間、週3便（毎週月曜日、水曜日、土曜日）で運航されます。使用するのは、カンタス航空のA330-200型機で、ビジネスクラスは27席、エコノミークラスは224席を用意しています。フライト時間は約10時間55分で、エコノミーの片道運賃は79,960円から手配可能です。

カンタス航空の拡大するネットワーク

この就航により、カンタス航空は日本発の路線を4路線に増加させ、羽田とシドニーの間で1日2便、成田とメルボルン、成田とブリスベン、そして今回の札幌－シドニーの直行便によって、更なる利便性を提供します。カンタス航空は、東京からオーストラリアの主要都市へ直行便を運航する唯一の航空会社であり、ジェットスターとの連携で日豪間で年間150万席以上を提供しています。

未来への期待

カンタス航空のアジア地区上級副社長ニック・マッグリン氏は、「日本はアジアで重要な市場であり、この新直行便は両国を結ぶコミットメントを示します。オーストラリアのスキー愛好者にとって、北海道の雪へのアクセスが容易になるだけでなく、日本の旅行者にとってはシドニーを含むオーストラリアの魅力を体験する機会が増えます」と語っています。

この新たな直行便の開設により、札幌とシドニー間の距離が縮まり、より多くの観光客が両都市を訪れる期待が高まっています。カンタス航空の挑戦が温かく迎えられ、北海道の雪をご堪能いただける日が待ち遠しいですね。