新たな話題を呼ぶたこ焼き菜々
函館市・湯の川温泉街に位置するたこ焼き店「たこ焼き菜々」は、わずか3坪の小さな店舗から独自のアイデアで話題を集めています。このたこ焼き店が特に注目を浴びているのは、食べ物そのものではなく、焼かれる「カード」による体験型コンテンツの提供です。物価の高騰が続く中で、値上げをせずにお客さまを惹きつける工夫が映え、初月の累計販売数は250パックを突破しました。
カードで楽しむ体験
「たこ焼き菜々」で販売されるカードは、単なるトレーディングカードではなく、ダーツプロとのコラボレーションにより話題を呼びました。なんと、ファミコン風のピクセルアートで再現されたプロ選手たちのカードが封入されています。これに加えて、一部のパックには選手の直筆サインが入り、ファンのコレクション心をくすぐる仕組みとなっています。
カードを手に試合会場を訪れ、選手からサインを貰ったというファンの証言もSNSで話題をさらっています。この交流が新たなコミュニティを生むきっかけになりそうです。
SNS連動キャンペーン「#開封の儀」
さらに、たこ焼き菜々では「#開封の儀」キャンペーンを展開中です。顧客がカードの開封の瞬間をSNSに投稿することで参加でき、当選者には直筆サイン入りモノクロカードがプレゼントされるという特典があります。ファンが自らの体験を共有することで、さらに話題を広げています。
来店者への特典「旅の思い出カード」
函館の店舗でカードを購入する顧客には、特製カードフレームが付いた「旅の思い出カード」が提供されます。訪問の証明書として記念に残せるほか、SNSでシェアすることで観光地ならではの楽しみが広がります。このような取り組みが、ただの購入を越えた特別な体験を提供しています。
小さな工夫が人気の理由
たこ焼き菜々では、焼き上がり時間を知らせるために「たこぴのプロモカード風番号札」を手渡ししています。番号札のデザインが異なるため、どの札を受け取るかが楽しみの一部につながり、待ち時間も楽しむ要素になっています。
季節ごとのプロモカード
10月には「ハロウィンたこぴ」が数量限定で配布され、各月ごとに変わるプロモカードの楽しみも提供しています。このように、お客さまの期待感を常に高めているのが人気の秘密でしょう。
メディアも注目
これらの取り組みが評価され、9月にはFMいるかや地元新聞に取り上げられ、全国規模で注目を集めています。たこ焼きという伝統的な料理の枠を超え、独自のマーケティング事例としても評価が広がっているようです。
店主の思い
店主は、たこ焼きを食べると消えてしまうが、カードは旅の思い出として残ることに注力し、来店者に特別な体験を持ち帰ってもらいたいとの思いを語っています。開封の瞬間のワクワク感を提供することで、旅のエピソードを一層豊かにしているようです。
商品詳細
- - 仕様:1パック3枚+シール1枚入り
- - 価格:500円(税込)
- - 販売場所:店頭(No.1〜25)「たこ焼き菜々」、通販サイト(No.26〜50)「BOOTH」
会社情報
- - 屋号:たこ焼き菜々
- - 所在地:北海道函館市湯川町1-26-12
- - 事業内容:たこ焼き販売、トレーディングカード制作・販売
新たな形の体験型コンテンツを提供する「たこ焼き菜々」。函館を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。