重要データの復元力を維持するために
2026年9月より、株式会社リプラスは企業向けにバックアップデータの無料点検を開始します。これは、防災月間に合わせた取り組みであり、企業が重要なデータを確実に保全し、BCP(事業継続計画)対策を強化することを目的としています。
バックアップの手段とその落とし穴
今日、企業はNAS、サーバ、クラウドなど多様な方法でバックアップを行っています。しかし、バックアップの存在は必ずしも復元可能性を保証するものではありません。「バックアップがあるから安心」と思った瞬間、障害が発生し、必要なデータが復元できないという事態が起こりうるのです。実際、リプラスのデータ復旧現場では、「バックアップは取っていたのに、必要なデータを戻せない」という相談が後を絶ちません。
ある企業では、遠方の拠点に内部データをバックアップしていましたが、実際の障害時には元に戻すための設定が必要で、その手順を把握していた担当者が退職していたため、結局データを取り戻すのに数週間かかったという事例もあります。このように、バックアップの有無とその復元可否はまったくの別問題なのです。
復元できるために必要な状態確認
リプラスが提唱するのは、バックアップデータが「保存されるだけ」でなく、いざという時に「確実に復元できる状態」にあるかを確認することです。自動バックアップの利便性が普及する一方で、設定後にその動作を確認する機会が減ることが多く、以下のような問題が生じやすいのです。
- - バックアップエラーに気づかない
- - 保存先の容量が不足
- - バックアップデータを確認したことがない
- - 復元手順を担当者しか把握していない
自然災害や機械故障などの不測の事態を完全に防ぐことは難しいですが、万が一に備え、必要なデータが速やかに復元できる状態を確認しておくことが企業のBCP対策として重要です。
復元テストの必要性
バックアップ管理画面で「正常」と表示されていても、実際にデータが復元できるかを確認することは重要です。そこで実施すべきが「復元テスト」です。復元テストでは以下の事項を確認します。
- - バックアップデータが正常に開けるか
- - 必要なデータを取り出せるか
- - 復元に必要な時間
- - 復元手順が把握されているか
- - 担当者だけでなく他の人でも対応できるか
防災訓練と同様に、バックアップに関しても「設定して終了」とせず、定期的に確認しておくことが求められます。
無料バックアップ点検の実施
株式会社リプラスでは、法人向けに「無料バックアップ点検」を実施中です。この点検では、バックアップ設定やエラー通知、保存先、復元手順、復元テストの実施方法などを徹底的にチェックします。データがただ保存されているだけでなく、障害発生時に確実に取り出せる状態にあるのかを確認しましょう。
今回の取り組みを通じて企業のBCP対策を見直し、「保存できている」だけでなく、「必要な時に確実に戻せる状態」にあるかを再評価する機会としてご利用ください。
お問い合わせ・申し込み
本無料点検に関するお問い合わせや申し込みは、特急データ復旧ウィンゲットまでお願いいたします。詳細なサービス情報やWEB予約は以下からご確認いただけます。
重要なデータの保全は、もしもの時のために欠かせません。今すぐ、確認の一歩を踏み出しましょう!