貝灰漆喰の未来
2025-05-01 09:58:19

伝統技術「貝灰漆喰」を継承しサステナブル建築に貢献する取り組み

貝灰漆喰の伝承と環境への取り組み



株式会社バウビオジャパンは、伝統技術である「貝灰漆喰」を未来へ継承する決意を新たに、2025年4月1日より田島貝灰工業所の事業を譲り受けることを発表しました。これにより、サステナブル建築に向けた新たな挑戦が始まります。

この貝灰漆喰は、有明海産のサルボウ貝(赤貝)の貝殻を使用した100%自然素材の塗り壁材で、過去10年間、バウビオジャパンが左官業において使用してきました。貝灰漆喰は、世界的に希少な技術により製造され、失うことのできない貴重な素材です。これまで守られてきた伝統技術を継承し、さらなる品質向上と安定供給を目指しています。

ただの建材ではなく、私たちの家づくりを豊かにするための素材として、感謝の気持ちを持ちながら、環境にも優しい取り組みを進めています。特に注目すべきは、サステナブルな建築の一環として「くら寿司 大阪・関西万博店」にて採用された実績です。ここでは、廃棄予定だった約33.6万枚の貝殻を再利用し、人工物不使用の漆喰壁が実現しました。この取り組みは、貝殻の無駄をなくし、環境問題の解決にも寄与しています。

貝灰生しっくいの特長


「貝灰漆喰」は、環境への配慮から誕生した素材であり、調湿性に優れ、消臭効果や空気清浄効果も備えています。これにより、健やかで快適な住環境を提供することが期待されています。具体的には、貝灰に植物繊維の麻すさや海藻糊、水を混ぜて製造されており、全てが自然素材で構成されています。

これらの特性から、家だけでなく、商業施設や公共施設においても広く採用される可能性があり、今後の発展が待ち望まれます。バウビオジャパンは、SDGsの理念のもと、「人と地球にやさしい建築素材」の提供を通じて、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

株式会社バウビオジャパンの今後


私たちは、これからも高品質な貝灰漆喰の製造と供給に携わり、皆様の家づくりがより安心で豊かになるよう努めていきます。バウビオジャパンの理念は、地球環境に配慮した持続可能な素材作りにあり、すべての建材が人々の生活を豊かにするために存在しています。今後も多くのプロジェクトを通じて、私たちの挑戦を続けていく所存です。

このように、貝灰漆喰はただの建材ではなく、地球との共生を重視した未来のための一歩なのです。私たちの活動が、皆さんの住まいやビジネスに貢献し、地域や環境を豊かにすることを願っています。

【会社概要】


  • - 名称: 株式会社バウビオジャパン
  • - 所在地: 福岡県柳川市三橋町吉開766-4
  • - URL: baubiojapan.co.jp

持続可能な未来のために、一緒に歩んでいきましょう。


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