白糠町体験記
2024-12-20 11:30:36

家族で楽しめる!白糠町の社会科見学モニターツアー体験記

家族で楽しめる!白糠町の社会科見学モニターツアー体験記



2024年11月2日から3日の2日間、北海道白糠町で「大人も子どもも楽しめる社会科見学」モニターツアーが開催されました。このイベントは、ふるさと納税応援者を対象にした特別な機会で、全国から選ばれた4組の家族が参加しました。このツアーでは、農業や酪農といった白糠町の魅力を直接体験し、町の文化や食の深さを学ぶ素晴らしい時間が提供されました。

新たな寄付者とのつながり



白糠町は、2023年のふるさと納税寄付件数が100万件を突破し、寄付額が全国4位となる167億7,842万円に達しました。豊かな自然を有するこの町では、漁業、農業、酪農が盛んで、地元の特産品を活かした返礼品が人気です。

今回のモニターツアーは、「体験型返礼品」の開発を目指して行われました。寄付者からの「白糠町に行きたい」という声に応えようとした試みであり、地域資源を活かした新しい形での寄付者との交流を模索することが目的とされています。

1泊2日の充実したプログラム



ツアーに参加した家族は、まず「チーズ工房 白糠酪恵舎」を訪れ、チーズ作りの見学を行いました。自家製ソフトクリームを楽しみながら、井ノ口和良氏からチーズ製造のこだわりを学びました。「化学的な視点で詳しく説明してもらえ、楽しいだけでなく非常に勉強になった」と参加者の声もあり、チーズとソフトクリームの絶妙な味わいが笑顔を誘いました。

次に訪れたのは「もりもりふぁーむ」。ここでは自然農法に基づいた農業体験が行われ、参加者たちはトラクターの試乗という貴重な体験を楽しみました。成澤寛和さんの熱心な説明を受けながら、無農薬・無肥料の農法について学びました。特に子どもたちはトラクターの運転体験に大喜び。

昼食には、白糠牛や国産羊肉を使ったバーベキューが用意され、参加者と町長との交流の場となりました。新鮮海産物を使った夕食後、町の美しいイルミネーションで夜のひとときを過ごしました。

2日目は「いくらの醤油漬け体験」で始まり、「伊深ファーム」での酪農体験が待っています。牛とのふれあいやミルクやりを通じて、子どもたちと親が一緒に楽しむ姿が見られました。また、「ししゃも祭」のアイヌ伝統儀式と自然公園を訪れ、文化体験も充実した内容でした。

地域の魅力を深く体感



白糠アイヌミュージアム「ポコロ」では、アイヌ文化にふれる貴重な機会も設けられ、参加者は伝統的な工芸品やプロジェクションマッピングでアイヌの暮らしを学ぶことができ、無料で入場できることに驚きの声も。

2日目の昼食には、自分たちで作った「いくら」や地元産の秋鮭を使った料理を楽しみました。広洋水産の講師と共に、いくらの醤油漬け体験に挑戦。新鮮な筋子を使い、各自の好みの味付けを楽しむ場面では、参加者たちの笑顔が広がりました。特に、魚の捌き方やいくらの加工方法を直接学べたことは、参加者にとって非常に貴重な体験となりました。

参加者の声



参加者からは「家族で楽しく学び合い、思い出を共有できて嬉しかった」「白糠町の材料を使用した料理は、どれもおいしくて、特にチーズやソフトクリームが印象に残った」といった温かい感想が寄せられました。さらに、参加者の一人は「北海道に初めて訪れ、白糠町の魅力を十分に感じました。町と生産者さんのありがたさが身にしみました」と述べており、今回の体験が新たな興味や愛着を持つきっかけとなったようです。

まとめ



このモニターツアーは、白糠町の豊かな地域資源を生かした新しい体験型プログラムの一環です。参加者たちが白糠町の魅力に触れ、実際の生活や文化を学ぶ貴重な機会となりました。この取り組みを通じて、ふるさと納税を通じた町とのつながりが深まることを願っています。地域の方々と参加者の新しい関係が築かれていくことを期待しつつ、今後も白糠町を訪れてみたいという声が高まることを心から願い、この記事を締めくくります。

白糠町について



白糠町は北海道の東部に位置し、人口約7,100人の町です。豊かな自然に恵まれ、漁業、林業、酪農などが発展しています。特に「秋鮭」と「いくら」の豊富な漁獲があり、ふるさと納税の返礼品としても人気です。これからも、地域の魅力を多くの人に伝えていく取り組みが続けられることを期待します。


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