美唄市が母子手帳アプリ『母子モ』を導入
美唄市において、母子手帳アプリ『母子モ』が開発され、10月20日から「びばい母子手帳アプリ」として利用が開始されます。このアプリは、地域の子育て家庭を支えるための新たなツールとして期待されています。美唄市の基本理念「子どもの笑顔はみんなの宝 応援しよう!!びばいっこ家族」に基づき、親が地域から支えられる環境を整えるため、妊娠中から育児まで、きめ細かいサポートを行っていきます。
デジタル化による新たな支援
『母子モ』は780以上の自治体で導入されている実績があります。このアプリを使うことで、紙の母子健康手帳のデータがデジタル化され、管理が容易になります。例えば、予防接種のスケジュールや健診結果の確認ができ、アプリを通じて地域の最新情報が手に入ります。また、データはクラウドに保存されるため、万が一の紛失時にも安心です。他市区町村への転居時やスマートフォンの機種変更時にもデータが継続して利用できます。
結婚前後から続く包括的な育児支援
美唄市では、ペア教室を開催し、夫婦で参加できる育児支援プログラムを提供しています。沐浴や抱っこ体験、男性の妊婦体験などを行い、家族が赤ちゃんを迎え入れる準備をサポートしています。その他にも、産後ケア事業を通じて育児に関する相談を医療専門家に直接行える体制を整えており、それぞれの家庭に寄り添ったきめ細かい支援が行われています。
使いやすい機能が充実
『びばい母子手帳アプリ』の機能は多岐にわたります。妊産婦の健康データを記録・管理するほか、家庭内での育児日記としても利用可能です。特に「できたよ記念日」機能を利用することで、成長の過程を写真付きで記録でき、家族の楽しみを増やします。また、妊娠や育児に関するアドバイスや情報が提供されるため、初めての子育てでも安心です。
安全で便利な情報伝達
万が一の感染症発生時などの緊急時には、アプリを通じて自治体からの迅速な情報配信が行われます。必要なアドバイスや注意点を自動で通知されるため、常に最新の情報を受け取ることができます。
美唄市長の意気込み
美唄市の桜井恒市長は、「美唄市では妊娠から出産後にかけて、個々の状況に合わせたサポートを行ってきました。新しく運用する『びばい母子手帳アプリ』を通じて、地域で子育てを支える環境を作り、安心して子どもを育てられる地域を目指しています。」とコメントされています。
まとめ
『びばい母子手帳アプリ』は、美唄市において家庭支援がデジタル化された、現代的で便利なツールです。妊娠から育児に至るまで、育児世代をしっかりと支えるこのアプリを積極的に活用し、より良い子育て環境を実現していくことが期待されています。明日を担う子どもたちを健やかに育てるために、美唄市の支援を是非利用してみてはいかがでしょうか。