札幌の医療専門家とタニタが中小企業の健康経営を強化

北海道札幌市に本社を置く「主治医のような社会保険労務士法人」は、東京都渋谷区を拠点とする「株式会社タニタヘルスリンク」との業務提携を発表しました。この提携により、両社は中小企業向けの健康経営支援サービスを強化し、企業の持続可能な経営基盤を支えることを目的としています。

提携の背景と目的

少子高齢化や人材不足が顕著になる中で、企業の「健康経営」の重要性がますます高まっています。働き方改革が進むなか、企業が人材の健康を戦略の中心とする動きが加速しています。主治医のような社会保険労務士法人は、株式会社フォーバルの伴走支援を受け、タニタヘルスリンクが提供するヘルスケアサービスを通じて中小企業の健康経営をサポートします。

この新たな提携によって、両社は中小企業向けのヘルスケアサービス「タニタ健康プログラムwith健康社長」および「タニタ健康プログラムwith健康社員」を通じた健康データの管理と労務管理の高度化を推進していきます。これにより、従業員の健康データを活用した労務管理の向上が期待されています。

提携の内容

タニタヘルスリンクのヘルスケアサービスには、経営者向けの「タニタ健康プログラムwith健康社長」と、従業員向けの「タニタ健康プログラムwith健康社員」があります。このプログラムでは、専用アプリを通じて、参加者自身の健康データを把握しやすくする「見える化」が行われ、健康に関する情報やアドバイスが得られます。

健康プログラムの特徴

1. 健康社長プログラム: 忙しい経営者でも簡単に利用できるアプリを活用し、歩数や体組成を計測。健康づくりを支援するコラムやレシピも提供され、ヘルスリテラシーの向上が図られます。また、ウェブを通じての「ウオーキングラリー」や健康診断データを基にした健康リスクの予測機能も実装されています。

2. 健康社員プログラム: 従業員向けには、コミュニティサイトを設け、趣味や日常の画像を共有することで、社員同士のコミュニケーション活性化を図ります。歩数を競う「ウオーキングラリー」など、参加者を楽しませながら健康への意識を高める仕組みが整っています。

今後の展望

この提携を通じて、企業の生産性向上や健康経営の普及促進が期待されています。主治医のような社会保険労務士法人は、健康データと労務データの分析を進め、科学的な根拠に基づいたデータドリブン健康経営モデルの確立に向けて取り組んでいきます。

代表社員の岡本洋人氏は、「健康経営の先駆的な企業と連携できることを誇りに思います。私たちは企業の持続的成長を支え、健康づくりを通じた新たな形の提案を進めていきます。」と力強くコメントしています。