新しい働き方を提案する「らくしふタレントプール」
株式会社クロスビットが、2026年3月4日から自社専用スポットワーク『らくしふタレントプール』の正式提供を開始します。このサービスは、過去に勤務したスタッフや応募者など、自社にゆかりのある人材の情報を蓄積し、企業が必要とする即戦力を確保するためのものです。スキマバイトと呼ばれる短期契約の労働力を単発的に使うのではなく、企業が再度雇用したいと思う人材との継続的な関係を構築することを狙いとしています。これにより持続可能な人材活用モデルを実現することを支援します。
「らくしふタレントプール」は2025年3月から一部の企業に先行して導入され、既に実績が上がっています。この驚くべき成果には、日本ピザハット株式会社やマルシェ株式会社との事例インタビューも含まれています。
背景にある問題とは?
外食や小売業などのシフトワーカーが多い業界では、慢性的な人手不足が大きな問題となっています。これに対処するために、スキマバイトサービスの普及が促進されてはいますが、手数料の上昇や教育コスト、サービス品質のばらつきといった新たな課題が浮上しています。毎年、進学や転職、育児、そして退職といったライフイベントによって、多くの人材が業界を離れていきます。このため、時間をかけて育成したスタッフとの関係が切れてしまうことは企業にとって大きな損失となります。
クロスビットの調査によると、企業側411名、スポットワーカー799名からのデータ分析を通じて、『一度生まれた関係を次につなげる仕組みがない』という構造的な課題が浮き彫りになりました。この問題を解決するため、同社は「らくしふタレントプール」を開発しました。
サービスの特長
この新サービスの最大の特長の一つは、自社専用の人材データベースを構築できる点です。登録を促進することで、「また来てほしい」と思えるワーカーとの継続的な関係を作り上げます。また、退職後も接点を維持する仕組みを整えることができ、ライフイベントにより離職した人材とも関係を続けられます。
さらに、登録者に対して直接募集が行えるため、外部プラットフォームに依存せずに自社の人材基盤を強化できます。また、「らくしふシリーズ」とのデータ連携により、シフト管理やスポット勤務管理が一元管理できる体制が整えられます。
実績と今後の展望
日本ピザハット株式会社では、導入初期の声掛けで50名以上のOB・OGが登録し、その需要の高さが確認されました。また、複数回の勤務を通じて業務理解が深まり、教育コストの削減に成功。リピート勤務が増えることで、店舗の生産性向上にも寄与しています。
一方、マルシェ株式会社では、過去に勤務経験がある社員を効率的に把握でき、スムーズな人材配置が実現されています。これによって店長の負担が軽減され、業務が円滑に進む環境が整いました。
これからもクロスビットは、関係資産型の人材活用モデルの普及を進めていき、外食や小売業を中心に、多店舗企業への導入を拡大させる方針です。
まとめ
『らくしふタレントプール』は、企業が人手不足の解決策を見出し、持続可能な人材活用を実現するための絶好のソリューションです。今までの人材活用の考え方を変えるこのサービスが、より多くの企業に導入され、業界全体の活性化に貢献することが期待されます。今後の展開に要注目です。