山岩がついにデジタル化！請求書業務を劇的に効率化した新しいプラットフォームの導入

山岩のデジタル化：業務効率化への挑戦

大正5年に設立された株式会社山岩は、大阪市中央卸売市場を拠点とし、関西全域の小売業者に青果を提供する企業です。取引先はスーパーマーケットや百貨店、地元の果物屋など多岐にわたり、約50から70社と取引しています。長年の信頼と実績を誇る同社ですが、業務の中で大きな課題に直面していました。

請求書発行業務の負担

その中でも特に煩雑だったのが請求書の発行作業です。山岩では、月に何度も締日が設けられており、請求書の作成は必須です。特に月末には、200枚以上の請求書を取り扱うことも珍しくなく、その都度、印刷・封入・郵送に多大な時間と手間がかかっていました。この業務のために、社内では午後から夕方までかけて作業を行っており、請求書の内容確認から発行までに最大で4時間を要していたのです。

そして、請求書が大量に必要なスーパーマーケットに向けては、即座の発行が求められ、締日が近づくたびに社員の精神的な負担も増していました。

デジタル化の決断

業務の負担を軽減する方法が模索される中で、山岩は請求書業務のデジタル化を決定しました。導入したのは「BtoBプラットフォーム請求書」。同サービスは、安価で手間いらずのデジタル化を可能にし、特にデータ保存に関する要件が整っている点が大きな魅力でした。

企業のデジタル化が進む中、大規模なシステム導入が不要で比較的容易に導入できるこのプラットフォームは、山岩が選んだ理由の一つでした。

導入後の変化

「BtoBプラットフォーム請求書」の導入により、請求業務は劇的に改革されました。現在では、90%を超える取引先が電子請求書を受け取るようになり、時間と人件費の削減に成功しました。具体的には、ボタン一つで請求書を発行することができ、これまで必要だった印刷や封入作業はほぼ不要となり、業務にかかる時間はわずか5〜10分に短縮されました。

さらに、社内に「電子化のプロ」としての担当者を配置することで、取引先のサポートも強化。電子化によって、業務の効率が上がるだけでなく、精神的な余裕も生まれました。従来は休暇の取りづらい時期も多かった請求業務ですが、その心配もなくなり、社員たちの働き方も大きく変わりました。