馬産業の振興
2025-12-15 10:36:58

胆振・日高地域が馬産業の振興に向け連携協定を締結

胆振・日高地域の5自治体とトラストバンクの連携協定



2023年12月13日、北海道の胆振・日高地域にある5つの自治体(安平町、浦河町、新ひだか町、苫小牧市、新冠町)と、国のふるさと納税総合サイトを運営するトラストバンクが、持続可能な馬産業の発展と地域振興を目的とした連携協定を締結しました。これにより、地域の課題解決と観光振興に向けた取り組みが加速することが期待されています。

協定締結の背景


胆振・日高地域は、日本国内で軽種馬を生産する重要な地域であり、競走馬産業の要として知られています。しかし、地域の馬産業には担い手不足や魅力発信の課題、さらには観光導線の形成や引退馬の受け皿の整備など、様々な問題が存在しています。これらの課題を乗り越えるために、5つの自治体は協力し、地域資源を活用した新たな取り組みを行うことを決意しました。

取り組みの内容


この連携協定では、以下の3つの主要な分野に基づいて具体的な施策を展開する予定です。
1. 返礼品開発・寄附受付の推進:地域の特産品や馬産業を利用した寄附受付の仕組みを整備し、経済循環を促進します。
2. 観光振興・関係人口の拡大:乗馬体験や牧場見学など、地域ならではのアクティビティを通じて、観光客の呼び込みを目指します。
3. まちづくりの推進:環境保全や地域医療との連携など、持続可能な地域の発展を実現するための基盤整備を進めます。

本協定のもと、トラストバンクは制度の活用や情報の発信、仕組みの構築を支援し、自治体とともに効果的な施策を進めていきます。

5市町の長のコメント


  • - 安平町の及川秀一郎町長:「馬産業の中心地である胆振・日高地域の連携強化により、地域ブランドの力を高めていきたい。」
  • - 浦河町の池田拓町長:「歴史ある馬文化を生かし、活力ある地域づくりに貢献したい。」
  • - 新ひだか町の大野克之町長:「協定を契機に、軽種馬産業に関する課題を共有し、解決に向けた取り組みを進める。」
  • - 苫小牧市の金澤俊市長:「多角的な施策を進める大きな契機になると信じています。」
  • - 新冠町の山本政嗣町長:「広域連携によって、地域力の向上を図ります。」

まとめ


胆振・日高地域は、馬産地としての名声を確立するため、地域資源を最大限に活用しながら、持続可能な発展に向けた取り組みを進めていきます。今後、各自治体とトラストバンクの連携が、地域経済や観光面での新たな成長をもたらすことが期待されます。地域の魅力を発信し、訪れる人々に新たな体験を提供することで、胆振・日高地域はその価値をさらに高めていくことでしょう。


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