北海道の宇宙港の進捗
2026-04-02 12:32:24

宇宙産業の未来を切り開く北海道スペースポートの挑戦と進捗

北海道スペースポート(HOSPO)の最新情報



北海道の大樹町に位置する商業宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」を運営するSPACE COTAN株式会社は、宇宙戦略基金の技術開発テーマ「将来輸送に向けた地上系基盤技術」の採択を受け、2025年1月よりロケットの高頻度打上げを実現するための技術開発を進めています。今回は、2026年3月時点での主な活動をまとめました。

四半期進捗報告会の開催



2026年3月3日、大樹町経済センターにて、2025年度第3四半期の進捗報告会が開催されました。参加者には、プログラムオフィサー(PO)や宇宙航空研究開発機構(JAXA)の関係者、連携機関の研究者が含まれ、各機関の研究状況について議論が行われました。

報告会では、SPACE COTANからHOSPO全体システムの運用フローやモデル化について説明し、その後、各連携機関からはサブシステムの設計や検証計画が具体的に報告されました。POやJAXAの関係者からは、今後の実施計画や成果の最大化に向けた質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。次回は6月に開催予定です。

連携機関によるワークショップ



報告会の前日、3月2日には連携機関と協力機関が一堂に会したワークショップも開催され、宇宙戦略基金における各技術の統合や射場全体の機能向上を目指すための議論が行われました。

SPACE COTANは、射場の世界的な政策動向と協用射場のあり方について解説し、有人宇宙システム株式会社からはロケット開発の歴史や安全についての講演がありました。ワークショップ終了後には、参加者による視察も行い、実際の運用を確認しました。

国際的な連携を強化



1月27日にはアメリカで開催されたGlobal Spaceport Alliance(GSA)のスペースポートサミットに参加し、SPACE COTANの小田切社長がHOSPOの優位性や整備計画を紹介しました。この国際会議には各国の宇宙港や機関の代表者が集まり、今後の宇宙産業の発展に向けた国際的な連携の重要性が強調されました。

JAXAとの技術交流



SPACE COTANのメンバーは、鹿児島県のJAXA種子島宇宙センターや内之浦宇宙空間観測所を訪問し、技術的支援を受けました。これにより、技術開発の課題に対し、有用な助言を得ることができました。今後もJAXAと緊密に連携し、技術開発を進めていく構えです。

HOSPOの将来像



HOSPOは2021年に本格稼働を開始し、今後も人工衛星打上げに対応した射場の整備を進めています。特に、4年間の計画を経て、LC1の整備が完了後には高頻度打上げが可能なLC2の設置や、大型ロケットに対応する新たな射場の設置も検討中です。また、2026年に実施予定の国際協力に関する覚書の締結により、宇宙関連の国際標準化を図ることも目指しています。

このように、SPACE COTANおよびHOSPOの取り組みは、地域活性化と宇宙産業の発展をつなぐ重要な役割を果たしています。未来の宇宙産業を見据えた活動が今後も注目されます。


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