北海道恵庭市とコメリ、災害協定を締結
2025年3月21日、株式会社コメリが運営するNPO法人コメリ災害対策センターと北海道恵庭市は、災害時に必要な物資供給に関する協定を締結しました。この協定は、地域住民の安全と生活を守るための大きな一歩となります。
背景と設立の意図
コメリは新潟県に本社を置くホームセンターの大手で、2005年に設立した「NPO法人コメリ災害対策センター」は、災害時に必要な物資を迅速に供給することを目的としています。この活動は、2004年に発生した新潟・福島豪雨や中越地震を受けて始まりました。設立以来、全国の自治体と協力し、物資供給の協定を結ぶことで、600を超える自治体との連携を実現してきました。
新たな協定の意義
恵庭市との協定締結により、コメリの協定数は1,147件に達しました。この協定では、災害が発生した際に必要とされる物資を市のニーズに合わせて供給することが約束されています。特に、避難所に必要な生活用品やライフライン支援物資の迅速な提供が期待されており、地域全体の防災力が高まることが見込まれています。
コメリパワー恵庭店の開店
同日には、恵庭市にコメリパワー恵庭店もオープンします。これは、コメリの北海道地域における12店舗目となります。この新店舗により、地域の住民が必要とする商品をより身近に提供し、生活を支える機能を強化します。
過去の災害支援実績
コメリはこれまで、多くの災害において物資の供給を行ってきました。例えば、中越沖地震や東日本大震災、また熊本地震や西日本豪雨といった大規模な自然災害の際には、避難所運営における生活用品をはじめ、応急・復旧用の資材を迅速に提供してきました。具体的には、携帯用トイレや避難所の運営に必要な食品、生理用品、ペットボトル飲料水、ブルーシートなど、多岐にわたる物資が活用されています。
コメリの目指す未来
「地域の日々を明るく」するために、コメリは地域のライフラインであることを目指しています。被災地における物資供給の迅速さはもちろん、地域の人々の生活向上に寄与することを重視しています。これからも地域のニーズに応え、暮らしの豊かさを追求していく所存です。
公式ホームページやオンラインショッピングサイトを通じて、コメリが提供する多様な生活支援商品にぜひご注目ください。これからも、「ここにコメリがあってよかったね」と思われるような店舗を目指して、さらに努力してまいります。