令和7年の民生委員・児童委員感謝状贈呈式が盛大に開催
令和7年の民生委員・児童委員感謝状贈呈式
2025年12月10日(水曜日)、札幌市西区民センターにおいて「令和7年西区退任民生委員・児童委員感謝状贈呈式」が行われました。本式典は、地域の福祉や生活支援に尽力してきたボランティアの方々に感謝の意を表する場です。
民生委員や児童委員は、地域住民が安心して暮らせるように、生活や福祉に関する様々な相談に乗り、必要に応じて専門機関に繋いだりする活動を行っています。この日は、11月末で退任された68名の民生委員と児童委員に対し、厚生労働大臣と札幌市長から感謝状が贈呈されました。
式典では、村上文章(むらかみ・ふみあき)西区長が出席した皆さん一人一人に感謝状を手渡し、次のように述べました。「地域の皆様に寄り添い、地道に見守る活動を続けてこられたことで、地域の安心した暮らしに貢献されました。その真摯な姿勢と情熱に心から敬意を表します。」この言葉には、多くの感謝の気持ちが込められていました。
退任された委員の代表としてお話されたのは、民生委員・児童委員として約29年間の活動を行ってこられた濵田弘子(はまだ・ひろこ)さんです。濵田さんは「数々の困難もありましたが、傾聴の姿勢を持ち、仲間とともに地域に根ざす活動を続けてきました。これからは、一人の区民として、ここで培った経験を活かしながら、地域の皆さんと共に歩んでいきたい」と語り、在任中の思いを語りました。
感謝状贈呈式のクライマックスでは、委員たちの長年の活動を称え合うために記念撮影が行われ、和やかな雰囲気の中で互いにねぎらいながら、笑顔で締めくくりました。参加者全員がその場での感謝の気持ちを再確認できたことでしょう。
このような感謝の場は、地域のつながりやボランティア活動の重要性を改めて感じる機会となります。民生委員・児童委員の活動が地域にどれほどの影響を与えているか、その重要性を多くの人に知っていただくためのきっかけとなることでしょう。私たちも、地域づくりに関心を持ち、少しでも手助けできるよう心がけたいものです。地域のご理解と協力を賜りつつ、これからも民生委員・児童委員が安心できる地域づくりに貢献できるよう、応援していきましょう。