札幌市円山動物園が支援するインドネシア豪雨災害募金活動の詳細
札幌市円山動物園が支援するインドネシア豪雨災害募金
2025年11月末、サイクロンの影響でインドネシアのアチェ州、北スマトラ州、西スマトラ州が大規模な豪雨に見舞われました。この災害により、921人の命が失われ、地域のインフラは寸断され、生活必需品が不足するという深刻な状況が続いています。特に道路の崩壊や土砂崩れが相次ぎ、被害は計り知れません。
このような状況を受け、札幌市にある北星学園大学は、インドネシアの西スマトラ州に位置する協定校、アンダラス大学と協力し、現地で行われている救援及び復興活動への支援を決定しました。募金活動を通じて、被害に遭った地域への支援を強化しています。
円山動物園もこの活動に賛同し、特にアチェ州に生息するスマトラゾウの保護への思いから、募金箱を設置することとなりました。円山動物園はアジアゾウを飼育していることから、スマトラゾウの被害も深刻であることを理解し、同動物の生息地を守る努力に貢献したいと考えています。
募金活動の詳細
北星学園大学と円山動物園の協力による募金箱は、2026年1月31日までの期間中、ゾウ舎の屋内に設置されます。これにより、来園者の皆さまからの支援を受け入れ、その善意をアンダラス大学の救援活動に活かす計画です。募金は大規模災害からの復興だけでなく、動物たちの生息地の保全にもつながる重要なものです。
なお、募金に関するお問い合わせは、北星学園大学国際教育課(電話:011-891-2731)までお気軽にどうぞ。
この募金活動は、地域の皆さまにとっても大切な思いを形にする機会です。私たちの少しの善意が、遠く離れたインドネシアの災害に苦しむ人々にとって、大きな支えとなるでしょう。ぜひ、募金にご協力をお願いします。
私たちが日常生活で享受している環境や動物たちの存在は、遠くの土地での人々と結びついています。互いに支え合い、困難を乗り越えるために私たちの力を合わせましょう。募金活動に参加することで、私たちの気持ちがインドネシアの友人たちに届き、一緒に未来を築く力になることを信じています。