髙梨沙羅と藤女子高等学校が挑む環境保護活動と未来のスノースポーツ
髙梨沙羅選手は、昨今の気候変動を受けて、未来にスノースポーツを継承するための活動を立ち上げました。このプロジェクトの一環として、2026年に札幌で開催されるFIS女子ジャンプワールドカップにて「マイボトルバー」が設置されることが発表されました。これは、彼女と藤女子高等学校の生徒たちの協力によるエコ活動であり、参加者には自分のマイボトルを持参し、環境保全の取り組みを宣言することで無料でホットドリンクが提供されるというものです。
環境への意識を高める新たな取り組み
「マイボトルバー」は6年にわたり続いている髙梨選手の主導するJUMP for The Earth PROJECTの一環として、今年も設置されます。このプロジェクトは、スノースポーツを愛するすべての人に、環境に優しい行動を促すことを目指しています。本年度の過去のブース同様、参加者は「エコ活宣言」を行い、その際にフェアトレード製品のコーヒーや地元の特産品である北海道産オニオンスープなどを無料で楽しむことができました。
会場内には「エコ活宣言ブース」が設置され、訪れた人々からのアイデアやメッセージが寄せられました。「使わない電気を消す」「公共交通機関を活用する」「マイボトルを持ち歩く」「ごみの分別を行う」といった多様な宣言が集まり、これによりCO2削減につながる活動が実施されました。
髙梨沙羅選手の思いや活動に地域が共鳴
競技後、髙梨選手もこの「マイボトルバー」と「エコ活宣言ブース」に足を運び、訪れた人々の宣言内容を確認し、感謝の意を示しました。彼女は、共同で活動を行った藤女子高等学校の生徒たちに深く感謝し、毎年彼らから学ぶことが多いと述べました。そうした経験が今後の活動にも良い影響を与えることでしょう。
JUMP for The Earth PROJECTの背景
このプロジェクトの根底にあるのは、気候変動によってウィンタースポーツがこのままでは危機に瀕するという危機感です。温暖化が進行することで、雪不足に直面する可能性が高まり、スキージャンプを楽しめる場所は限られてしまう恐れがあります。髙梨沙羅選手は、これを逆にチャンスと捉え、より多くの人にスキージャンプの楽しさを体験してもらい、次世代にその魅力を引き継いでいくことを目指しています。
プロジェクトでは、「自然とふれあう」「自然から学ぶ」「自然を守る」を行動指針とし、今後も様々なイベントやアクションを通じて環境問題に取り組んでいきます。これは、単に競技を楽しむというだけでなく、未来にわたって持続可能な環境を守るために必要な意識の啓発でもあるのです。
詳しい情報については、公式サイト(https://jump-for-the-earth.com)をご覧ください。未来のスノースポーツを守るためのこの取り組みに、あなたもぜひ参加してみてはいかがでしょうか。