ウポポイ祭2025 - アイヌ文化と江差追分を楽しむ特別な2日間
2025年7月12日(土)と13日(日)、北海道の白老町で「ウポポイ祭2025」が開催されます。このイベントは、ウポポイの開業5周年を記念した特別企画で、アイヌ文化と郷土の民謡である江差追分をテーマにした内容が盛りだくさんです。参加者は、素晴らしい音楽と舞踏、そして食文化を楽しむことができます。
ウポポイ - 民族共生のシンボル
ウポポイとは、「民族共生象徴空間」の略称です。2020年にオープンしたこの施設は、アイヌ文化の復興や創造の拠点として機能しています。国立アイヌ民族博物館や体験型フィールドミュージアムが設けられており、来場者はアイヌ文化に触れ、学び、体験することができます。
開催概要
「ウポポイ祭2025」は、特に江差町の民謡「江差追分」に焦点を当てています。12日には、特別ステージで木村香澄さんなどの演者が登場し、海を渡る唄「江差追分」を披露。ウポポイのスタッフとのコラボレーションもあり、来場者はその迫力あるパフォーマンスを目撃できます。また、民謡の難易度の高さが話題となっている江差追分に挑戦するワークショップも設けられ、多くの方にその魅力を体験していただける内容です。
さらに、この日は郷土料理「にしん三平汁」を300食限定で提供します。地元の食文化を楽しむ絶好の機会になります。特別な体験を通じて、来場者には江差追分の深さを理解していただけることでしょう。
13日には、アイヌ古式舞踊の披露が行われます。阿寒アイヌ民族文化保存会や帯広カムイトウウポポ保存会といった団体が参加し、アイヌ文化の魅力を存分に伝えます。特に案内される「ハル ラン ナ!」のパフォーマンスは必見です。また、エ ヤン!エ ヤン!という掛け声のもと、500食のチェプオハウ(魚の汁もの)も提供され、地元の味を味わうことができます。
参加の魅力
この祭りを通じて、来場者はアイヌ文化と江差追分の関連性を学び、交流を楽しむことができます。詳細なプログラムや参加方法については、ウポポイの特設ウェブページをチェックしてください。期間中は、さまざまなアクティビティに参加し、民謡の世界に深く浸るチャンスです。
アクセスと基本情報
ウポポイは、JR白老駅から徒歩約10分という好立地にあり、新千歳空港からも近く、便利にアクセスできます。入場料は一般大人1200円、高校生600円で、中学生以下は無料です。駐車場を利用する方には、十分なスペースも用意されていますので、ぜひご家族や友人と一緒に訪れてみてください。
「ウポポイ祭2025」は、ただのイベントではなく、異なる文化が交わることで新しい理解を生む貴重な機会です。アイヌ文化と江差追分の深い関連性に触れながら、忘れられない2日間を過ごしてみませんか?皆さまのご参加を心よりお待ちしております。