札幌市が雑がみリサイクルを啓発するイベントを開催
2026年の8月、札幌市で「環境広場さっぽろ2026」が行われました。このイベントは、北海道の環境問題への関心を高めるために設けられ、公益財団法人古紙再生促進センター、つまり古紙センターが札幌市と連携して実施した啓発活動が大いに注目を集めました。
古紙センターは、環境広場内において雑がみの分別体験を提供。多くの来場者に古紙のリサイクルの重要性を伝えるためのブースを展開しました。このブースは親子連れを中心に、2日間で600名以上が訪れ、楽しみながら古紙分別の知識を深めることができました。
射的・古紙分別ゲームで楽しむ学び
ブース内では、古紙分別が楽しく学べる「射的・古紙分別ゲーム」が行われ、参加者はさまざまな紙がどのようにリサイクルできるかを考えながら挑戦しました。このゲームを通じて、「これはリサイクル可能な紙なのか?」という疑問を持ち、日常生活で見過ごしがちな紙のリサイクル可能性を再認識してもらいました。
さらに、参加者には「雑がみ啓発袋」が配布され、家庭での分別行動を促すようにしています。雑がみには、お菓子の紙箱やコピー用紙、包装紙、メモ用紙など、家庭で日常的に使う紙製品が含まれており、こうした製品をリサイクルに回す意義を理解してもらうことが狙いです。
環境広場さっぽろのガイドブックによる広がり
環境広場さっぽろの活動は、会場だけにとどまらず、札幌市内の学校に配布されたガイドブックにも展開されました。このガイドブックには、子ども向けの環境教育情報誌「エコチル」と共に、古紙センターの啓発広告が掲載され、約13万部が小学校や中学校、高校などに届けられました。
広告には「雑がみさまを探せ!」というプログラムが紹介され、家庭で雑がみを探し、二次元コードからアンケートに回答することで「雑がみさま発見隊」の認定証を取得できる仕組みになっています。この挑戦が、子どもたちの夏休みにおける学びの一助となることが期待されています。
「捨てる前に考える」意識を育成
古紙再生促進センターの川上正智専務理事は、「環境広場さっぽろ2026」での成功を喜びつつ、親子で参加する姿を多く見かけたとコメントしました。また、札幌市の協力の下で多くの子どもたちにリサイクルの重要性を伝えられたことを大きな成果と捉えています。今後も札幌市と共に、「捨てる前にリサイクルできる紙がないか考える」という意識を広げていくことに力を入れていく意気込みを語りました。
この啓発活動を通じて、雑がみのリサイクルが身近な行動として定着することを期待しています。地域でのリサイクル活動を推進し、多くの市民が環境問題に意識を持つきっかけとなることを願っています。