お寿司で学ぶSDGs
2025-10-31 11:02:29

くら寿司が提案する「お寿司で学ぶSDGs」 授業で未来を考える

くら寿司と「海と日本プロジェクト」がコラボする出張授業



2025年11月13日(木)、島根県宍道小学校で特別な出張授業が行われます。その名も「お寿司で学ぶSDGs」。この授業は、一般社団法人海と日本プロジェクトinしまねとくら寿司株式会社の共同企画です。このプログラムは、次世代を担う子どもたちに海と地球環境について考えるきっかけを提供することを目的としています。

授業の背景と目的


近年、海の資源が減少し、私たちの食生活に多くの影響を及ぼしています。漁業資源の減少や食品ロスの問題が顕在化する中で、子どもたちにその現状を理解し、「海の恵み」を未来へ繋げる行動を促す必要があります。この出張授業では、児童が「お寿司屋さん体験ゲーム」や「魚模型」を使って海の現状を学び、SDGsの目標を中心に深い学びを目指します。

「隠岐めしと歴史探険隊」の体験


授業の一環として、夏に行われた体験学習「隠岐めしと歴史探険隊」の動画が上映されます。このプログラムでは、地域の漁業の現状や隠岐の地元料理について深く学び、子どもたちが魚を採取したり、料理を作ったりする貴重な体験をしました。隠岐特産のイワノリの収穫が減少し、高級品になってしまった現状なども知ることができ、地域の漁業の厳しさを実感します。

くら寿司の出張授業の流れ


授業は3部構成で、各セッションで異なるテーマに取り組む予定です。

1. 未来ではお寿司が食べられなくなる!?
子どもたちは映像や魚模型を用いて、実際に漁業が抱える課題—資源の減少、担い手不足、気候変動など—を学びます。これにより、海洋環境の重要性を理解します。

2. お寿司屋さん体験をしよう!
くら寿司が開発したオリジナル教材を使用した「お寿司屋さん体験ゲーム」に挑戦します。この活動では、実際にお客の注文に応じて寿司を提供し、過剰提供や食品ロスについて実感します。

3. 解決案を考えよう!
終了後、児童たちはグループに分かれ、どのようにお寿司を未来に残すことができるかを考えます。低利用魚の活用やICTを活用した食品ロス対策の提案は、次世代のクリエイティビティを引き出す良い機会です。

イベント詳細


この出張授業は、松江市立宍道小学校の体育館で行われます。授業の時間は13時50分~15時25分予定ですが、メディア向けの事前レクチャーが13:20から行われるので、関心のある方はぜひご参加ください。

他校での出張授業


宍道小学校以外にも、11月14日には乃木小学校、18日には美保関小学校、19日には大庭小学校で同様のプログラムが行われる予定です。

取材のご案内


授業で使用される低利用魚や「さかな100%プロジェクト」に関連する商品の取材が可能です。具体的には、旬の海鮮丼や海鮮ユッケ、かにみそなどが対象です。取材を希望される方は、事前に申し込みフォームからご連絡をお願いいたします。

結び


「お寿司で学ぶSDGs」は、ただ楽しむだけでなく、子どもたちが次の世代に向けて海の大切さを学び、持続可能な社会を築くための重要な一歩となることでしょう。ぜひ、この素晴らしい体験を次世代に繋げていきたいものです。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: SDGs くら寿司 海と日本プロジェクト

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。