8月は野菜摂取強化月間!
札幌市の手稲区では、8月を「野菜摂取強化月間」と定め、地域の健康意識を高める取り組みを展開しています。この活動は「健康さっぽろ21」の一環であり、特に野菜の必要性とその摂取量について、区民への啓発を行っています。市民が健康的な食生活を送るために、野菜をもっと摂ることの重要性を広める目的があります。
野菜を摂取することで得られるメリット
野菜を食べることにはさまざまな健康効果があります。まず、肥満を予防する効果があります。野菜に含まれるビタミンB群は、体内でエネルギーを生み出す役割を持ち、糖質を効果的に消費する手助けをします。また、緑黄色野菜に多く含まれるβカロテンは、免疫力を向上させる要素として知られています。これは、体内でビタミンAに変換され、粘膜の保護に寄与します。
さらに、抗酸化ビタミンであるビタミンCやEは、美肌効果が期待でき、シミやシワの原因となる有害物質から体を守る働きがあります。便秘の予防や解消にも繋がり、血糖値の上昇を抑えることで生活習慣病予防にも役立つのです。
札幌市民の野菜摂取状況
最近の調査によれば、札幌市の中で中学生以上の成人が1日に摂取するとされる野菜の目標量は350g以上ですが、実際には平均で284gしか摂取できていません。この結果から、野菜摂取量を増やす必要があることがわかります。1日あたり約70g、つまり野菜のおかず1皿分をプラスするだけで、目標に近づくことができるのです。これを実現するために、さまざまな工夫をしてみましょう。
「1日3回ベジだべさ!」パネル展の開催
手稲区では、「1日3回ベジだべさ!」というテーマでパネル展を開催します。以下の3ヶ所で行われるこの展示では、野菜を手軽に美味しく食べる方法や、夏本番でも元気に過ごすための食生活が学べるポスターが並びます。
開催期間: 8月1日(金)15時 ~ 8月7日(木)14時
開催期間: 8月28日(木)9時15分 ~ 9月9日(火)19時
開催期間: 8月12日(火)13時 ~ 8月17日(火)21時
ぜひ、お近くの会場に足を運んでみてください。野菜の摂取を楽しみながら、健康な生活を送りましょう。
まとめ
健康で元気な体を維持するためには、野菜の摂取が欠かせません。8月の野菜摂取強化月間を機に、毎日の食事に野菜を取り入れ、健康的な食生活を意識してみませんか?自身と家族の健康を考え、ちょっとした工夫を加えて、毎日を楽しく過ごしましょう。