漁網リサイクル認証取得
2025-08-25 14:52:25

リファインバース株式会社、漁網リサイクルの新しい認証を取得

リファインバース株式会社、RCS認証取得の意義



リファインバース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:越智晶)は、最近、漁網リサイクルの先駆者として大きな一歩を踏み出しました。同社が展開する、廃棄漁網から作られる高品質ナイロンペレット「REAMIDEⓇ」(リアミド)の生産において、RCS認証を取得したことは、環境意識が高まる現代において注目すべき出来事です。

RCS認証の取得とその重要性



リファインバースの「一宮工場」と、北海道に位置する業務提携先の株式会社鈴木商会が運営する「苫小牧プラ・ファクトリー」において、漁網リサイクルが行われています。この度、これらの施設の生産工程がRCS認証を取得したことで、95%以上がリサイクル素材である製品としての価値が公式に認められました。この認証を得たことにより、市場における製品の信頼性が向上し、国内外のブランドやサプライヤーとの連携強化への道が開かれました。

漁網問題への取り組み



世界的に海洋プラスチック問題が注目される中、特に漁網は海洋ごみの中でも約4割を占めるとされています(環境省調査、2018年)。リファインバースは、この問題解決の一助となるべく、全国各地から使用済みの漁網を回収し、それをナイロン素材としてアップサイクルする取り組みを展開しています。これにより、漁業活動と環境保護の両立を目指しています。

REAMIDEⓇの魅力と利用用途



「REAMIDEⓇ」は、洗浄・フィルタリングを施した高品質リサイクルナイロンペレットであり、その用途は多岐にわたります。すでに建材、家電、アパレル製品、オフィス家具など、様々な製品に使用されています。このような再生素材の活用は、循環型社会の実現に向けた重要なステップです。

リファインバースグループのビジョン



リファインバースグループは、20年以上前からサーキュラーエコノミーを実践しており、さまざまな素材の再生・開発に取り組んでいます。タイルカーペットのリサイクルや廃車エアバッグからのナイロンペレットへの再生など、多様な事業を展開。さらに、2023年から新たに鳥の羽根を原料にしたバイオ素材「ReFEZER」を開発し、新事業を開始しています。このような取り組みを通じて、リファインバースは持続可能な社会の実現に向けたビジネスの力を強化し続けています。

まとめ



リファインバース株式会社のRCS認証取得は、漁網リサイクルを通じた環境保護の新しい方向性を示しています。今後も同社がどのような取り組みを行い、持続可能な社会の実現に寄与していくのか、期待が高まります。


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