不登校を考える講演会:支援の未来を共に考えよう
近年、小中学校における不登校の児童生徒が増加しており、その数は過去最多の35万3,970人に達しています。これは、中学生に換算すると、クラスの中に2人が不登校であるという深刻な状況を示しています。不登校に留まらず、登校しているものの「学校に行きたくない」と感じる子どもも含めると、その割合は中学生の約5人に1人に及ぶと推計されています。こうした現状を受け、釧路市では「不登校の今とこれからを考える講演会&トークセッション」をハイブリッド形式で開催いたします。
このイベントは、2026年3月2日(月)の午後、ANAクラウンプラザホテル釧路にて行われます。第1部の講演会では、全国で初めての不登校ジャーナリストである石井しこう氏が登壇し、自身の不登校経験を基に「今、私たちがすべきこと」を考察します。
講演会の目的とは
不登校は決して個人の問題だけではなく、社会全体が関与するべき重要なテーマです。そのため、石井氏の体験を通じて、家庭や教育現場、地域全体でどのようにサポートできるかを共有し、参加者全員で考える機会を提供します。
トークセッションの内容
第2部は、トークセッションとして、行政や地域の支援団体を交えた議論が行われます。特に釧路地域における子どもたちの「ステップアップ」を支えるために必要な支援体制について、さまざまな視点から意見を交換します。参加者には、東京都北区教育委員会の福田晴一氏をはじめ、厚岸町教育委員会の滝川敦善氏、くしろステップアップサポート.netの酒田浩之氏が加わり、それぞれの実践例や課題感を共有します。
イベント参加方法
このイベントの参加は、現地参加とオンライン環境の両方から可能です。現地で参加する場合は、参加費は無料ですが、オンライン参加はチケットが1,000円必要です。対象者は特に不登校に関心のある方々で、教職員や当事者その家族、支援者など幅広い層が対象となります。
開催概要
- - 日時:2026年3月2日(月) 13:30~16:00(受付は13:00から)
- - 会場:ANAクラウンプラザホテル釧路
- - 参加費:現地参加は無料、オンライン参加は有料(1,000円)
- - プログラム:第1部 講演会(13:45〜14:45)、第2部 トークセッション(14:55〜)
石井しこう氏の経歴
石井しこう氏は1982年に東京都で生まれ、1996年にメンタルヘルスの問題により不登校となりました。その経験を経て、2001年からはNPO法人でメディア活動に従事し、2020年からは同法人の代表理事として活動しています。「不登校は自らの人生を広く切り開く契機」とし、より良い情報発信を目指しています。
不登校の問題は個々の家庭だけでなく、地域社会全体で解決していくべき課題です。この講演会を通して、今後の支援の在り方について考える貴重な機会となることでしょう。
ぜひ、多くの皆様のご参加をお待ちしています。