Uber Eats、日本の地方都市で新サービスを展開 2025年までに100都市に拡大予定

Uber Eatsが北海道を含む地方都市へ新サービス

Uber Eats Japan合同会社は、日本全国の地方都市でのデリバリーサービスの充実を目指し、2025年6月16日より新たにサービスを開始します。新規対象エリアには、北海道の室蘭市、登別市、帯広市の3市が含まれています。また、福島県と栃木県ではサービスが拡大し、いわき市や足利市でも利用可能になります。この取り組みは、デリバリーサービスのさらなる普及を狙ったもので、都市部中心だったエリア展開から地方都市へと範囲が広がります。

新規サービスエリア

北海道の室蘭市、登別市、帯広市が新たにサービスを提供することになり、これにより地域の飲食店やショップの利用機会が増加することが期待されます。特に、観光名所が多い地域でもあり、訪れた旅行者にとっても利便性が向上するでしょう。

他にも、茨城県の竜ヶ崎市や牛久市、筑西市、群馬県の桐生市やみどり市、千葉県の茂原市など、合計12都市でサービスが始まります。この拡大は、Uber Eatsが「Anywhere」というビジョンのもと、日本全国どこでもデリバリーが可能なプラットフォームの実現に向けた取り組みの一環です。

サービス拡大の背景

Uber Eats Japanは、「Get Anything（なんでも手に入る）」の理念に基づき、飲食だけでなく、様々な商品を迅速にお届けできる体制を整えています。これまでの都市部にとどまらず、さまざまな地域で多くの加盟店舗やユーザーにサービスを利用してもらうことで、地域経済の活性化にも寄与することを目指しています。2025年中には合計100都市以上で新たにサービスが立ち上がる予定で、今後の展開にも注目です。

過去の実績と今後の展望

Uber Eatsは2015年にカナダでサービスをスタートし、2016年には日本に進出しました。日本国内では現在、全国47都道府県でサービスが展開されており、12万以上の加盟店舗と10万人以上の配達パートナーが活躍しています。特に最近では、デリバリーロボットによる配達の導入や、子供向け機能「Uber Teens」の計画など、テクノロジーを駆使して利便性の向上を図っております。これからもUber Eatsは、より多くの利用者が手軽にサービスを享受できるように、様々な方法で配達サービスの拡充に努めていくとのことです。

新しいデリバリーエリアでのサービス開始は、地域の住民にとって飲食店を利用する新たな方法として喜ばれるでしょう。今後も展開が楽しみです。