ARグラスで買い物体験
2025-06-02 09:44:21

ARグラスを用いた新たな購買体験の実証実験が始動!

ARグラスで進化する購買体験



2025年6月2日、三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)、Cellid株式会社、そしてセブン-イレブン・ジャパンは、AR(拡張現実)グラスを利用した新しい購買体験の実証実験を始めることを発表しました。この取り組みは、顧客のショッピングをより直感的でシームレスなものにするためのものです。

実証実験の詳細


実証実験は、東館の三井住友銀行内にあるセブン-イレブンの店舗で行われ、Cellidが独自に開発したメガネ型のARグラスを用います。このグラスは、「リファレンスデザイン(検証用モデル)」として、従業員の皆さんに新しい購買体験を提供する役割を果たします。

具体的には、顧客の「本人確認」、商品の「認識」、そして「商品決済」の機能に加えて、ARグラスならではの「商品レコメンド表示」や「商品陳列棚案内」などの新機能を段階的に検証していくことになります。これにより、購買行動自体がどのように変化するかを探ります。

新たなサービス創出の背景


SMBCグループは、ARグラスをスマートフォンに代わる新しいインターフェースとして位置付けており、顧客とのインタラクションをより向上させるためのサービス創出に努めています。2023年11月からは、Cellidと協力して、ARグラスを利用した次世代サービスの可能性についての検討も重ねてきました。この実証実験は、その取り組みの一環として位置づけられています。

ARグラスを使うことで、現実空間にデジタル情報を重ね、顧客は必要な情報を容易に取得。これにより、商品選択が直感的になると同時に、利便性も向上することが期待されています。こうした新たな体験を通じて、AR技術の特性を生かしたサービスの実用性や価値を検証していく予定です。

未来に向けた展望


SMBCグループは、ARグラスの社会実装を見すえ、新たなビジネスの創出に挑戦しています。実証実験で得られた結果を基に、ARグラスを活用した協業の具体化を進め、様々な業界での応用可能性も検討し続ける計画です。この取り組みを通して、これまでにない価値を創造し、社会に新たなイノベーションをもたらすことを目指しています。

また、多様なビジネスパートナーとの連携によって、これらの取り組みをさらに踏み込んだ形で実施し、実社会でのAR技術の活用を加速させる考えです。今後の進展に期待が寄せられています。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: セブン-イレブン SMBCグループ ARグラス

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。