厚岸町の新しい返礼品『オイスターチャウダー』が誕生
北海道厚岸町で、新たなふるさと納税返礼品『オイスターチャウダー』のパッケージデザインが決まりました。このプロジェクトは、地域創生を目指すレッドホースコーポレーション株式会社が主導し、全国から公募されたデザインコンペティションを経て実現しました。
コンペティションの概要
昨年末、厚岸町の名産品である「牡蠣」と「牛乳」を使用するオイスターチャウダーのパッケージデザインを広く公募。約1ヶ月の応募期間には、全国から12点の素晴らしい作品が寄せられました。審査を行なったのは、レッドホース社の執行役員たちで、応募作品の中から最優秀賞を選出しました。
最優秀賞の栄誉に輝いたのは、札幌に在住する会社員の青木志保さん。彼女のデザインは、「海のミルク」と「山のミルク」をテーマにしたコンセプトで、牡蠣と牛のイラストが特徴的です。さらに、牛の模様の中に厚岸町の地図を取り入れることで、地域性をしっかりと表現しました。
青木志保さんのコメント
受賞に際し、青木さんは「私のデザインを選んでいただきありがとうございます。オイスターチャウダーの温かみやほっとする感じをイメージして作成しました」と喜びのコメントを寄せてくれました。副賞として、彼女はオイスターチャウダー6パックとAmazonギフトカード5万円分を今春の商品発売後に受け取る予定です。
厚岸町の新しい地場産品としての位置付け
今春には、青木さんのデザインを活かしたオイスターチャウダーが厚岸町の新たな地場産品として正式にリリースされる予定です。これは厚岸町のふるさと納税返礼品として登録され、地元の販売所やECサイトでも取り扱われます。これにより、全国の人々に厚岸町の特産品を知ってもらい、地域振興に繋がることが期待されています。
審査員の評価
審査を担当した大谷拓執行役員は、青木さんの作品について「全体的に柔らかい色合いで、牡蠣と牛乳のクリーミーさがよく表現されている。厚岸町の名産品をしっかりとデザインに落とし込んでおり、非常に愛されるデザイン」と高く評価しました。
最後に
厚岸町は今後も魅力的な商品開発を進め、地域産業の活性化を目指しています。青木さんのデザインがどのように商品として展開されるのか、楽しみですね。地域の特産品が生み出す素敵なストーリーを、ぜひ皆さんも楽しんでください。