法人向けAIチャットボット「ChatSense」が新たにGPT-5を導入
株式会社ナレッジセンスは、法人向けのAIチャットボット「ChatSense」において、OpenAI社が開発した最新の「GPT-5」シリーズを採用し、料金体系を改定したことを発表しました。この新たな展開により、多くの企業が優れたAIの利活用を図れるようになります。
最新のAIモデル「GPT-5」シリーズ
今回導入された「GPT-5」シリーズには、三つのモデルが含まれています。「GPT-5 mini」、「GPT-5」、そして「GPT-5 Thinking」と名付けられたそれぞれのモデルは、生成AI技術の最新トレンドを反映し、業務効率の改善を目指しています。この新モデルは、文章生成やデータ分析、プログラミング支援など、多岐にわたる業務プロセスにおいて、高いパフォーマンスを発揮します。
コストの見直し
特に注目すべき点は、9月1日からの「GPT-5 Thinking」の料金改定です。定額料金が設定され、100万トークンまでの利用が可能となりました。具体的な料金体系は以下の通りです:
- - GPT-5 mini: 100万トークン/月まで定額、その後1円/1,000トークン
- - GPT-5: 10万トークン/月まで定額。その後 4円/1,000トークン
- - GPT-5 Thinking: 100万トークン/月まで定額。その後 1円/1,000トークン
この料金体系の見直しにより、従来以上に利用しやすくなり、企業の導入への障壁を大きく下げることが期待されます。
セキュリティと信頼性の確保
法人向けという特性上、セキュリティ面も重要です。「ChatSense」では、自社データを活用したAIの構築が可能で、データのアップロード形式も多彩です。例えば、txtやcsv、doc、pdf、xlsxなど、さまざまなファイル形式をサポートし、複数のファイルをアップロードすることができます。これにより、独自の知識を持ったAIを迅速に構築することが可能となります。
加えて、回答内容には必ず参照元が記載されるため、情報の正確性を確認することができ、AIの誤りを見抜く助けとなります。これにより、企業は安心してAIを活用することができます。
利用開始に向けての準備
ナレッジセンスでは、今後も全てのエンタープライズプラン及びビジネスプランのお客様に向けて、最新機能の導入を進めていく予定です。導入に興味がある企業は、公式サイトを通じて詳細を確認し、必要に応じてお問い合わせを行ってください。
企業向けに特化した「ChatSense」は、生成AIを活用して業務効率を向上させ、デジタルトランスフォーメーションを推進するための最良の選択肢となるでしょう。今後の展開から目が離せません。