北海道の食と人を描いたドキュメンタリー映画『北の食景』がいよいよ公開!
北海道の美しい風景と豊かな食文化を融合させたドキュメンタリー映画『北の食景(Northern Food Story)』が、12月5日(金)から全国の劇場で順次公開されることが決定しました。この映画は、北海道を舞台に、四季折々に変化する自然と共に生きる料理人たちの物語を描いています。サン・セバスティアン国際映画祭では、カリナリーシネマ部門に正式招待され、全ての上映が満席となるほどの人気を博しました。
映画『北の食景』の魅力とは
本作は、食文化の背景にある人々の営みを淡々と映し出しています。4人の料理人を中心に、彼らがどのように自然の恵みを料理として具現化しているのか、そしてその料理に込められた思いや時間を追いかけます。素晴らしい料理を生み出すため、彼らは日々努力や葛藤を繰り返しながら、時には喜びを分かち合います。映画は、北海道の土地と季節がもたらす豊かさを大切にしつつ、食を通じて命のつながりを感じる作品になっています。
製作背景と監督の思い
本作は、札幌市、北海道新聞社、クリエイティブオフィスキューが共同制作したものです。焦点を当てるのは、北海道の自然の中で料理に情熱を注ぐ4人のシェフたちです。彼らの生き様や食を通じた人々との交流が、映画を通して一層際立っています。監督の上杉哲也さんは「この映画は、食を通じて命の循環や時間の尊さを見つめ直す作品です。ぜひ五感で感じてほしい」とその思いを語っています。
料理人の紹介
フランスで修行し、奥様と共にフレンチレストランを営む髙橋氏。特にホワイトアスパラとミルクラムのシーズンには多くの客が訪れます。
寿司職人として父の背中を見て育った川崎氏は、東京で修行後、2016年に実家の寿司店を引き継ぎました。
学業と留学を経て農業研修をし、現在はAGRISCAPEの料理長かつ農場長として地元の食材を活かした料理を作り出しています。
大阪での修行後、故郷の栗山町で日本料理店を開いた酒井氏。その地元の特産を生かした料理が特徴です。
公開情報
『北の食景』は、以下の日程で公開されます。
ヒューマントラストシネマ有楽町/シネ・リーブル池袋/アップリンク京都
テアトル梅田
詳しい情報や予告編は公式サイト
こちら からご覧いただけます。
前売券は
ムビチケHP で販売中です。
おわりに
本作は、ただの映画ではなく、北海道の自然や食文化、その背後にある人々の思いを感じることができる作品です。日本の冬、心温まる物語として、ぜひ劇場でその世界観を体験してください。