株式会社ゴンドラ、北海道支社を札幌にオープンし地域活性化を目指す

株式会社ゴンドラ、初の地方拠点を札幌に開設

2023年11月4日、東京都を本社とする株式会社ゴンドラが、北海道札幌市に初の地方拠点である「北海道支社」を設立しました。このニュースは、地域の経済活性化に向けた新たな一歩として注目されています。

地元出身の古江社長が語る意義

北海道浦河町出身の古江恵治代表取締役社長は、「カスタマーエンゲージメントの力で北海道を元気にする」という熱い目標を掲げ、地元北海道への深い思いを持って今回の拠点設立に至りました。札幌市では都市再開発が進む中、自治体の「大札新」プロジェクトに鼓舞され、企業誘致やIT・クリエイティブ分野の産業集積に積極的に取り組んでいます。

古江社長は、オープニングレセプションで「地域の強みを生かしながら、雇用創出に貢献することを目指します」と語り、社内のスタッフも高い意欲を持って業務に取り組んでいることを強調しました。この活動は、地域経済の活性化に向けた一助となることが期待されています。

大札新プロジェクトとその重要性

「大札新」とは、札幌市が掲げるスローガンであり、「札幌が、大きく、新しく、変わる。」という理念に基づいて進行中の都市リニューアルプロジェクトを指します。1972年の札幌オリンピック以降、都市化が進んだ札幌は今、再開発の真っただ中にあり、全国随一の再生可能エネルギーを活用した脱炭素社会の実現に向けた取り組みも進められています。

現在、札幌市は官民一体となって企業誘致を進めており、その流れに加入する形でゴンドラの支社設立が実現したのです。新しい企業が集まることで、雇用の創出や地域活性化が見込まれています。

今後の展望

株式会社ゴンドラは、今後も地元のニーズに応じた価値あるサービスを提供することを約束しています。すでに設立から10名程度の人員が北海道支社に配属されており、今後の組織の成長にも期待が高まります。地域の企業や行政とも連携しながら、より多様なカスタマーエンゲージメントの手法を提供していく方針です。

この新しい拠点が、北海道の経済に及ぼす影響に期待の声が高まっています。札幌市内でのビジネス・クリエイティブ分野の活性化が進む中、ゴンドラがどのような新しい風を地域にもたらすのか今後の展開にも注目です。