形に残る愛情!札幌円山動物園の寄附活動報告2025

形に残る愛情!札幌円山動物園の寄附活動報告2025



2025年度、札幌市円山動物園は地域の皆さまからの温かい寄附に支えられ、さまざまな物品を受け取ることができました。寄附していただいた物品は、動物たちの生活をより快適にし、動物福祉の向上に寄与しています。今回の報告では、特にアジアゾウやアザラシをはじめとした動物たちのために提供された物品についてご紹介します。

アジアゾウとの共生を支える品々



アジアゾウ用には、ポリタンクやドラム缶、ホースリールといった資材を頂戴しました。特にホールソーの替刃は大変重宝されています。担当者のコメントによると、この工具を使ってフィーダーを設置し、ゾウたちの採食時間を延ばすことができたとのこと。新たな刺激を提供することで、冬の間も退屈せず過ごせる工夫がされています。

また、アジアゾウ用の保湿剤も寄附していただき、特に尾の乾燥を防ぐ助けになっています。以前はヒビ割れが多かった尾も、今ではほとんど改善されたとのことで、保湿ケアが功を奏しています。

加えて、アザラシプール用の水流発生装置も寄附され、アザラシたちの水環境がさらに良くなりました。この装置の設置に際しては、動物たちが安全に利用できるように工夫が凝らされており、耳寄りな情報ですね。

健康管理への寄与



動物病院には体重計や体温計が寄附され、動物たちの健康管理が一層徹底されています。特にユキヒョウの体温測定がスムーズになり、健康管理データの蓄積に大きく寄与しています。また、動物病院用のミルミキサーも導入し、薬の準備が以前よりも格段に容易になりました。これにより、定期的な投薬が必要な動物たちの健康維持が強化されています。

エンリッチメントで心豊かな生活を



動物たちの生活を豊かにするエンリッチメント用品も多く寄附されています。モンキーハウスにはあぜ板や収納ケースが設置され、フサオマキザルたちは中で餌を探ったり、遊んだりと活発に過ごしています。飼育員の手によって、知育玩具が新たに導入され、動物たちの好奇心を引き出す試みが進められています。

地域の絆を感じる寄附



このように、寄附活動は札幌市民の愛情の形です。皆さまの温かいご支援が、動物たちの快適な生活と健康に直結しています。春の訪れと共に、これからも寄附いただいた物品を大切に使いながら動物たちの生活を支え、地域と共に歩んでいきたいと考えています。

今後とも、札幌市円山動物園へのご支援をよろしくお願いいたします。皆さまと共に動物たちの幸せを育んでいけることを心より願っております。

関連リンク

サードペディア百科事典: 寄附活動 円山動物園 アジアゾウ

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。