冬の寒さに負けない!南区で行われたノルディックウオーキング体験会

南区冬季ノルディックウオーキング体験会



2025年12月6日、札幌市南区の真駒内にある南区民センターで、「南区冬季ノルディックウオーキング体験会」が行われました。このイベントは、冬の運動不足を解消し、健康づくりのきっかけを提供することを目的としています。32名の参加者が集まり、この機会にノルディックウオーキングの楽しさとその効果を体験しました。

講師を務めたのは、1994年リレハンメル冬季オリンピックのノルディック複合団体で金メダルを獲得した阿部雅司さんです。阿部さんは、ウオーキング体験の前に「金メダルへの道のり」というテーマで講演を行い、自身の競技人生について語りました。彼の話は、競技に挑戦する中での成功と挫折を共に乗り越えた経験や、大切なライフレッスンについての貴重なメッセージが盛り込まれていました。

「ノルディックウオーキングは、全身を使う素晴らしい運動です。筋肉の約90%を活用できます」と阿部さんは説明しました。この運動形式は特に手軽で、冬場の運動不足が気になる時期にはうってつけです。参加者は、阿部さんの体験談を聞きながら、彼が手にした金メダルを実際に触れる機会もあり、その重さに感動していました。

その後、エドウィン・ダン記念公園に移動し、ポールの正しい使い方についてのレクチャーが行われました。参加者は、姿勢を正しく保ちながらポールを突く位置を学び、約3kmのウオーキングコースに挑戦しました。真駒内公園までの道のりでは、穏やかな冬の日差しの中、各自のペースでノルディックウオーキングを楽しむ姿が見られました。

初参加の小西信子さんは「ポールを使ったのは初めてでしたが、とても参考になりました。阿部さんの講演にも感動し、今後の運動に活かしたいと思います」と満面の笑みで語られました。運動不足解消への第一歩として、参加者は充実した時間を過ごし、冬の健康維持の重要性を実感したことでしょう。

このような活動を通じて、地域おこしや健康意識の向上が図られることは、地域全体にとっても良い影響をもたらすことでしょう。冬季でも運動の機会を持つことができるノルディックウオーキング。参加者が持ち帰ることの出来る新たな運動習慣に期待が寄せられています。

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