新しい体験型環境教育「MYZOOKAN」の誕生
2025年7月1日から9月30日まで、北海道旭川市の旭山動物園で新しいWebコンテンツ「MYZOOKAN」が登場します。このプログラムは、脱炭素に興味があるZ世代の大学生たちのアイデアをもとに設計されたもので、環境問題を楽しく学べる仕組みを提供します。
「MYZOOKAN」とは?
「MYZOOKAN」は、来園者が動物への興味を通じて環境問題を理解し、自発的に学ぶことを促進します。特に、子どもたちが楽しみながら参加できるように、収集欲、達成感、自発的な学びという3つのビジョンのもとに開発されています。
参加の流れ
1. 動物園内の二次元コードをスキャンして、MYZOOKANの公式LINEアカウントに登録します。
2. 公式LINEを通じてプログラムにアクセスします。
3. 各動物の解説パネルを読み、動物を観察しながらクイズに挑戦します。全問正解すると、動物の「図鑑フレーム」をもらえます。
4. 「MYZOOKAN」サイトでカメラを起動し、観察した動物の写真を撮影し、アップロードします。
5. 自分だけの「図鑑説明」を作成して、オリジナルの動物図鑑を完成させることができます。
テスト実施の概要
本プログラムは、特定の動物を対象に行われ、参加費は無料です。対象となる動物は、ペンギン、アザラシ、オオカミ、チンパンジーの4種類となっています。
参加者は、二次元コード経由でMYZOOKANの公式LINEに登録することで参加が可能ですが、注意点も存在します。キャッシュクリアやブラウザの履歴を消去すると、作成した図鑑データが失われるため、データの保存には十分に注意を払うことが推奨されています。
「デカボチャレンジ」とは?
「MYZOOKAN」の開発は、北海道経済部ゼロカーボン推進局が主催した「北海道デカボチャレンジ2024」において、実現したものです。このビジネスコンテストは、Z世代の学生と企業の協力によって、脱炭素社会の実現に繋がる新規事業の創出を目的としています。
Earth hacksの役割
「MYZOOKAN」のプログラムは、Earth hacks株式会社が協力して実施しています。この共創型プラットフォームは、Z世代や一般市民が脱炭素に関心を持つきっかけを提供し、持続可能でエシカルな生活スタイルを提案しています。生活者の声を元に脱炭素関連商品やサービスを開発し、誰もが楽しみながら環境保護に取り組めるような仕組みを構築しています。
まとめ
「MYZOOKAN」は、単なる動物観察だけでなく、楽しく環境教育を受けながら学べる素晴らしい機会です。旭山動物園に訪れる際には、ぜひこの新しいプログラムに参加して、楽しみながら学ぶ体験をしてみてください。私たちの未来を守るための一歩を、動物たちと共に踏み出しましょう。