北海道赤レンガ建築賞の受賞作品が決定
令和6年度の北海道赤レンガ建築賞及び建築奨励賞の受賞作品が発表されました。この賞は1988年に始まり、地域社会に貢献する創造的な建築物を表彰し、その魅力を広めることを目的としています。
受賞作品について
今年の応募作品数は12点。その中から選ばれた受賞作品は以下の2つです。
北海道赤レンガ建築賞
- - 受賞作品: エスコンフィールドHOKKAIDO
- - 施工年: 令和5年(2023年)
- - 建築主: 株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント
- - 設計者: 株式会社大林組
- - 施工者: 大林・岩田地崎 JV(株式会社大林組、岩田地崎建設株式会社)
このエスコンフィールドHOKKAIDOは、野球の試合だけでなく、さまざまなエンターテイメントイベントも楽しめる複合施設です。観客が一体となって楽しめる設計が非常に高く評価されています。
北海道赤レンガ建築奨励賞
- - 受賞作品: 古平町複合施設 かなえーる
- - 施工年: 令和4年(2022年)
- - 建築主: 古平町
- - 設計者: 大成建設株式会社一級建築士事務所
- - 施工者: 大成株式会社札幌支店
こちらの施設は、地域住民の活動の場として設計され、多目的利用を促進するための機能が備わっています。地域コミュニティの活性化に寄与する意義深い建物として評価されています。
表彰式の詳細
受賞作品を祝う表彰式は、令和7年(2025年)1月31日(金)午前10時から、ホテルポールスター札幌の4階ラベンダーにて開催されます。受賞者及び関係者が一堂に会し、さらなる発展に向けての意欲を新たにする場となることでしょう。
この賞は、地域に根ざした建築物の重要性を再認識する良い機会であり、これからも多くの方に受賞作品を訪れてほしいと願っています。
まとめ
北海道の魅力は大自然だけではありません。地域を支える素晴らしい建築物に目を向け、多くの方にその美しさや機能性を知ってもらうことが重要です。赤レンガ建築賞に選ばれたこれらの施設は、その一躍を担っています。ぜひ、訪れてその魅力を体感し、地域とともにどう活かされているのかを考えてみてください。