厚岸ウイスキー、万博での躍進
2025年に開催予定の大阪・関西万博。その目玉となる午餐会において、北海道の厚岸蒸溜所が誇るウイスキーが提供されることに決まりました。この機会に国内外の政府要人たちにその魅力を存分に味わってもらえることでしょう。厚岸地域の自然が育んだウイスキーは、国内外の評価を高めています。
厚岸ウイスキーの特徴
厚岸蒸溜所が展開する「24節気シリーズ」から、特に「立春」「小暑」、エゾヤマザクラをラベルに使用した「カリンパニ」の3種類が提供されます。これらのウイスキーは、日本洋酒酒造組合の基準を満たしており、真にジャパニーズウイスキーと呼ぶにふさわしいものです。
スコットランドのアイラ島の製法をリスペクトしつつ、独自のアプローチで製造される厚岸ウイスキーは、海風の香りと柑橘系の甘さが絶妙にマッチしています。このユニークな風味は、北海道の自然環境から生まれ、スモーキーでピーティーな特性も感じさせるものです。
厚岸蒸溜所の歴史と今
厚岸蒸溜所は、2016年に北海道では82年ぶりとなるウイスキー蒸溜所として設立され、以来、質の高いウイスキーの製造に挑戦し続けています。樽詰めする前のニューメイク原酒にも徹底的にこだわり、バーボン樽、シェリー樽、赤ワイン樽、そして地元産のミズナラ樽で熟成させることで、特有の風味を生み出しています。
受賞歴と評価
厚岸ウイスキーはその品質の高さから、さまざまな国際的な賞も受賞しています。2022年には「厚岸ブレンデッドウイスキー処暑」がワールド・ウイスキー・アワードでWorld's Best Blendedを受賞し、2024年には「厚岸カムイウイスキー®レプンカムイ」がカテゴリーウィナー金賞を獲得しました。
これらの受賞は、厚岸蒸溜所が目指してきた一切の妥協なしのウイスキー造りが評価された結果と言えるでしょう。
万博での役割
この度の大阪・関西万博でのウイスキー提供は、厚岸蒸溜所の名を広める大きなチャンスとなるはずです。おいしいウイスキーの魅力が世界の人々に広まることで、厚岸町自体に対する関心も高まると期待されています。ウイスキーを通じて届く北海道の風土や文化は、きっと観客の心に残ることでしょう。
お問い合わせ
厚岸蒸溜所についての詳細やウイスキーのお問い合わせは、以下の連絡先をご利用ください。
堅展実業株式会社 厚岸蒸溜所
(お客様センター)0120-66-1650
公式HP:
厚岸蒸溜所公式サイト
この機会を通じて、一人でも多くの人が厚岸ウイスキーの味を楽しみ、魅力を知ることができれば幸いです。