アイヌ文化にふれる特別展示「ケレ ヤン、ヌカラ ヤン」
国立アイヌ民族博物館(ウポポイ内)が、2026年3月14日(土)から5月17日(日)まで、第10回テーマ展示「ケレ ヤン、ヌカラ ヤン、ヌ ヤンさわる、みる、きく国立アイヌ民族博物館 2」を開催します。この展示では、アイヌ文化の体験を通じて、来場者にその魅力を広く感じていただくことを目的としています。
展示のテーマと目的
「ケレ ヤン、ヌカラ ヤン、ヌ ヤン」はアイヌ語で、それぞれ「さわってください」「みてください」「きいてください」という意味を持ちます。展示の内容は、五感を使ってアイヌ文化を理解することに重きを置いており、来場者が直接触れたり、観察したり、聞いたりすることで、アイヌの生活や伝統をより深く知ることができる内容となっています。
この展示は、2021年度に開催された「みんなが楽しめ、基本展示のことがよくわかる」をテーマにした展示の第2弾であり、より多くの観客にアイヌ文化とその重要性を認識してもらうことを目指しています。特に、生活や儀礼に使われる道具に直接触れることができるコーナーなど、インタラクティブな要素が盛り込まれています。
展示内容の詳細
1.
ケレさわる: ここでは「さわる」という行為を通して、アイヌの衣服や儀礼についての知識を深めるセクションです。刺しゅうが施された衣服や儀礼で使われる道具のレプリカに触れ、アイヌ文化をより身近に感じることができます。
2.
イタクはなす: この章は、アイヌ語に焦点を当てたセクションであり、言葉を声に出したり、書いたり、また聞いたりする体験が用意されています。アイヌ語の重要性を学び、コミュニケーションの楽しさを実感することができます。
3.
ヌきく: 「きく」と「においを感じる」ことをテーマにした章です。歌、食べ物、人との交流について紹介し、音を聞いたり、香りを嗅いだりという体験を通じて、アイヌ文化の多様性を感じることができます。
イベントの開催
展示に合わせて、関連イベントも多数開催される予定です。手話通訳がすべてのイベントで提供されるため、聴覚に障がいがある方も安心して参加できます。詳細な日程や内容については、国立アイヌ民族博物館のWebサイトにアクセスしてご確認ください。
- - 開催日: 3月14日、28日、4月12日、25日、29日、5月3日、4日、5日、17日など
- - 特に、5月4日(月)には講演会「手でさわる、心にさわる」が予定されており、国立民族学博物館の教授が登壇します。
基本情報
- - 会場: 国立アイヌ民族博物館(ウポポイ内) 2階特別展示室
- - 会期: 2026年3月14日(土)~5月17日(日)
- - 入館料: 入館料金には民族共生象徴空間への入場料が含まれます。大人は1,200円、高校生600円、中学生以下は無料です。
最後に
この特別展示は、単に見るだけでなく、触れたり聞いたりすることを通じてアイヌ文化を直に感じることができる貴重な機会です。ぜひご家族や友人と一緒に訪れ、アイヌの文化に親しんでみてはいかがでしょうか。すべての方にとって、教育的かつ楽しい体験が待っています。