ファミリーマートとコカ・コーラ ボトラーズジャパンが共演した関大万博フェスタ
ファミリーマートとコカ・コーラ ボトラーズジャパンが6月30日、関西大学のキャンパス内で開催された「関大万博フェスタ~巡縁祭~」に出展し、LGBTQへの理解を深める取り組みを行いました。このイベントは、「KANDAI RAINBOW DAY」と名付けられ、多様性を肯定し、自分らしさを大切にすることをテーマにしています。
LGBTQ理解を促進するオリジナルステッカー
両社は、LGBTQへの理解を促すためにデザインしたオリジナルステッカーを配布しました。デザインは女装パフォーマーのブルボンヌ氏とともに協議し、数多くの案から選ばれたものです。ステッカーには、「一歩を踏み出そう」というメッセージが込められています。このデザイン決定には、両社の約2,600名の社員も参加し、投票によって選ばれました。
楽しみながら学ぶ体験型イベント
「KANDAI RAINBOW DAY」では、参加者が楽しみながらLGBTQについて学べる6つの体験ブースが設けられました。その中でも、両社のブースでは、性の多様性に関するクイズを出題し、正解者にはコカ・コーラ製品とオリジナルステッカーがプレゼントされました。
訪れた参加者からは、「問題は難しかったけど、ハンドブックが役に立った!」や「ステッカーが可愛くて嬉しい!」といった声が聞かれ、参加者同士が交流を深めるきっかけともなりました。
アライとしてのメッセージ
今回のイベントは、企業同士のコラボレーションだけでなく、若い世代との直接のコミュニケーションを図る大きな機会でした。コカ・コーラ ボトラーズジャパンの担当者は、「学生の皆さんにLGBTQに関する気づきの場を提供できたことを嬉しく思います。性の多様性に対する理解やアライの輪を広げる活動を今後も進めたい」と語っています。
一方、ファミリーマートの担当者も、「関西大学のイベントに参加できたこと、自社で制作したステッカーを通じてメッセージを伝えられたことを喜んでいます。今後もLGBTQへの理解促進に努めていきたい」とコメントしています。
未来に向けての取り組み
ファミリーマートとコカ・コーラ ボトラーズジャパンは、LGBTQへの理解を深めるためのプロジェクトを今後も継続的に実施していきます。また、両社はSDGs達成を目指しており、今回のイベントはその一環となっています。
「ダイバーシティ」と「インクルージョン」を掲げ、誰もが自分らしくいられる社会の実現に向けて、今後も様々な取り組みを展開させていく予定です。関西大学でのこのイベントはその第一歩として、企業の枠を超えた新たな連携の可能性を示すものとなりました。
LGBTQへの理解を深めるためのこの活動は、参加者や学生たちにとっても貴重な経験となり、今後の社会に大きな影響を与えることでしょう。ファミリーマートとコカ・コーラ ボトラーズジャパンの共演は、これからの多様性を活かした社会の形成において、さらなる可能性を秘めています。