ニセコ東急グラン・ヒラフに新たなアートギャラリーが誕生
2025年12月、ニセコ東急グラン・ヒラフに新しいアートギャラリー「Haute Moments Gallery」がオープンします。この新たな施設は、東急不動産、東急リゾーツ&ステイ、およびThe Chain Museumの3社によって運営され、世界中から訪れたリゾート利用者にアートを通じた独自の体験を提供することを目指しています。
アートに込められた思い
このアートギャラリーの設立は、ニセコが国際的なアートと文化の発信拠点となることを目指す中長期的な取り組みの一環です。これまで、ニセコはその美しい自然環境や魅力的な地域文化で知られており、特に「JAPOW」と呼ばれる世界的に有名なパウダースノーが訪れる人々を魅了しています。この新ギャラリーでは、アートを通じて地域の魅力をストーリーとして可視化し、新しい顧客層を誘致することを狙いとしています。
高まるブランド力
グラン・ヒラフのアート導入は、2025-2026年のウィンターシーズンから始まり、特に「Haute Moment」というコンセプトに基づいて実施されます。これにより、ブランド価値と顧客体験の向上を図り、地域に根ざした魅力を発揮できる場とすることで、ニセコエリアがさらに注目されることになります。アートは冬季だけでなく、夏季にも活用される予定で、訪れるすべての人々に多彩な楽しみを提供していく方向です。
アート体験の新しい形
ニセコのアート体験は、単なる展示や鑑賞にとどまりません。リゾート内での食事やアクティビティといった、五感を刺激する体験と結びつけた新たな形のアート体験を提案しています。「Artは日常と非日常が交差する場所」として、訪れる人々の記憶に残る瞬間を創出していくのです。
具体的なアート方針
- - 自然との調和:羊蹄山やニセコの豊かな自然とローカル文化を大切にし、正真正銘の日本らしさを国際的に再解釈し発信します。
- - 滞在型アート体験:中長期の滞在者に向け、アートと日常生活を織り交ぜた体験を提供。
開催概要
- - 名称: Haute Moments Gallery vol.1
- - 開催期間: 2025年12月20日〜2026年5月上旬
- - 場所: ニセコ東急グラン・ヒラフ マウンテンセンター・エースゴンドラ山頂駅舎2階「NEST813」
豊富な作品が展覧され、全ての作品はArtStickerを通じて購入可能です。また、出展アーティストには、磯谷博史や井上悠理など、12名の才能豊かなアーティストたちが揃っており、それぞれの作品が見る人々に新たな気づきを与えることでしょう。
地域への貢献
東急不動産は2030年に向け、「Value up NISEKO 2030」プロジェクトを進めています。この取り組みは、持続可能なリゾートの発展と地域社会との協力を鍵にし、スキー場の改善やオールシーズン型リゾートへの進化を目指しています。グラン・ヒラフは「アジアNo.1の国際的リゾート」を実現するために、多岐にわたる取り組みを続けていく予定です。
最後に
新しいアートギャラリーの開設は、ニセコが国際的な交流の場としてさらに魅力を増すことを示しています。訪れる人々は、この特別な場所で独自のアート体験を通じて心に残る思い出を作ることでしょう。