英文契約セミナーで実務力を高めよう
一般社団法人日本経営協会が、2026年1月22日にオンラインセミナー『英文契約の読解と作成の実務』を開催することが決定しました。このセミナーは、法務や知財、契約実務に従事する方々を主な対象にしており、特に新任の法務・知財担当者にとって大変貴重な内容となっています。
セミナーの目的と重要性
英文契約は非常に難解であり、その内容を一度で理解することは容易ではありません。条項の解釈を誤って想定外の義務を負ったり、曖昧な表現から紛争が生じることも少なくありません。そのため、実務においては正しい読解力と作成能力が求められるのです。
このセミナーでは、英文契約の『分かりにくさの正体』を解明し、どのようにすれば迷わずに読むことができるのか、また、正確に書くためのテクニックを学ぶことができます。新たな法務部門に配属された方や、英文契約に関する知識を再確認したい方にとって、この機会は見逃せません。
セミナーの内容
セミナーの講師は、知財設計コンサルタントでニューヨーク州弁護士の勝沼依久氏です。彼は、味の素株式会社で多くの契約業務を担当し、その後も幅広い経験を持つ専門家です。
プログラム概要
1.
英文契約の難しさ
英文契約が困難な理由、実務に必要不可欠な視点を紹介。
2.
契約書の基本構造
全体の流れや各パートの役割を確認し、前文や定義に関するポイントを掘り下げます。
3.
独特な文体の特徴
反復表現や専門用語への対処法を学びます。
4.
日本語契約との違い
双方で生じる誤解と典型的なトラブル要因を明らかにします。
5.
読むカギと書くヒント
英文契約を読む時の順序や、より明確に表現するための工夫を具体的に解説します。
6.
実務で直面する条文解説
秘密情報や支配権変更など、重要な論点を詳しく分析します。
7.
まとめ
実務担当者としての英文契約との向き合い方の整理。
このように、多岐にわたるテーマを網羅した内容となっており、参加することで実務力の向上が期待できます。
お申し込み情報
セミナーはオンラインで実施され、ライブ参加が難しい方のために見逃し配信も提供されます。受講料は、会員が31,900円、一般が39,600円です。詳細な情報やお申し込みは、日本経営協会のウェブサイトを通じて行うことができます。
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まとめ
英文契約の知識を深め、正しい認識を持つことで、トラブルを未然に防ぎましょう。法務や知財の業務に携わる方々にとって、このセミナーは実務で直面する難しさを乗り越えるための貴重な機会です。参加される皆さんの成長を期待しています。