冬の縄文文化を体感!カックウが再登場する特別企画展が開催中
北海道白老町に位置する体験型施設、ナチュの森で「ナチュの森で冬の縄文にであう展」が開催されています。この企画展は、縄文時代の生活や文化を深く理解し、新たな発見を目指す興味深い内容となっています。特に注目すべきは、2025年1月4日から特別に公開される、北海道で唯一の国宝土偶「カックウ」のレプリカです。
カックウの魅力
カックウは1975年に旧南茅部町で発見された土偶で、2007年には国宝として指定されました。その愛称には、その発見地点に由来する「茅」と空洞を意味する「空」が合わさったものです。高さ41.5cmを誇り、その精巧な作りや形状には多くの謎が秘められています。特に薄さわずか2mmの箇所も存在し、見る者を驚かせます。
土偶には「何のために作られたのか」という問いや「どのように制作されたのか」といった疑問が残り、いまだに多くの研究が続いています。カックウに触れることで、当時の人々の思いや文化を想像する良い機会です。
開催概要と体験型企画
「ナチュの森で冬の縄文にであう展」は、2024年11月1日から2025年2月24日までの間に開催され、開館時間は10時から16時までです。水・木曜日は定休ですが、祝日は営業しています。場所は、白老郡白老町のナチュの森内で、自然豊かな環境の中で五感を刺激する体験を楽しめるよう工夫されています。
この展覧会は、文化に興味がある方だけでなく、家族連れや子ども们にも楽しんでもらえるように設計されています。会場では、土偶のレプリカの展示以外にも、様々な体験や体感型のコーナーが設けられ、遊びながら学びを深めることができるのです。
ナチュの森の紹介
ナチュの森は、ナチュラルサイエンスのフラッグシップ施設で、広大な敷地内には「森の工舎」や自社の化粧品工場、農園などがあり、スキンケアと自然を融合させた体験ができる場所です。特に「森の工舎」では、様々なアクティビティを通じて自然と科学の関わりを学ぶことができます。親子で訪れるのにぴったりの場所と言えるでしょう。
ナチュの森での体験は、単に楽しむだけでなく、学びの場としても魅力的です。五感を通じて縄文時代の奥深い文化に触れ、多くの「あれ?」や「これが!」という驚きに出会える旅が待っています。
皆さまのお越しをお待ちしております
冬の縄文文化の魅力を感じるこの機会に、ぜひ「ナチュの森で冬の縄文にであう展」にお越しください。カックウの迫力を目の当たりにし、古代の人々の生活や文化に思いを馳せる特別な体験をお楽しみいただけます。多くの疑問と偶然の出会いが、待っています。