JFEエンジニアリング、廃棄物処理プラントの基幹設備改良工事を受注
JFEエンジニアリング株式会社(社長:福田一美)は、廃棄物処理プラントの基幹的な設備改良工事を受注し、その金額は約170億円に上ります。このプロジェクトには金沢工場の焼却炉改修工事や日高中部環境センターの設備改良が含まれています。
社会的ニーズに応じた取り組み
近年、公共資産を効率良く活用することが求められており、特に廃棄物処理分野でもその必要性が高まっています。環境への影響を最小限に抑えつつ、運営コストを削減するために、先進的な技術が導入されています。この流れの中、JFEエンジニアリングは技術革新を通じて、持続可能な社会の構築に貢献する姿勢を見せています。
改良工事の中では、蒸気タービンの効率的な運用を目指し、ごみの減量に伴った稼働状況の変化に対応した設計が行われます。また、処理フローの改善により、運転効率を向上させ、結果としてCO₂排出量を年間約5,100トン削減することが期待されています。
具体的な工事内容
1. 金沢工場焼却炉等改修工事
- - 発注者: 横浜市
- - 建設場所: 神奈川県横浜市金沢区幸浦二丁目7番1
- - 主な工事内容: 主要設備の改修及びタービン効率化
- - 処理能力: 1,200トン/日
- - 完成年月: 2028年7月
- - 既存施設竣工年月: 2001年3月
2. 日高中部環境センター基幹的設備改良工事
- - 発注者: 日高中部衛生施設組合
- - 建設場所: 北海道日高郡新ひだか町静内真歌地内
- - 主な工事内容: 主要設備の改修及び処理フロー改良
- - 処理能力: 38トン/日
- - 完成年月: 2028年2月
- - 既存施設竣工年月: 2003年3月
JFEエンジニアリングは、今後も廃棄物処理プラントのリーディングカンパニーとして、新設工事に加え、基幹的な設備の改良工事を進めていきます。これにより、地球環境の保全だけでなく、地方自治体の財政負担の軽減にも寄与し、より良い未来を築くための取り組みを続けていくことでしょう。
プロジェクトに関する詳細な情報は、JFEエンジニアリング株式会社の総務部広報室までお問い合わせください。