北海道滝川市の新しい名産品
北海道滝川市が新たに開発した名産品として、『ジンギスカン丼』と『ジンギスカンおにぎり』が、2023年12月24日より登場しました。この新商品は、地域創生を目的とするレッドホースコーポレーションが手掛けており、気軽に本場の味を楽しむことができます。
1. 滝川市とジンギスカンの深い関係
滝川市は「味付けジンギスカン発祥の地」として知られています。今回の新商品は、市内の著名なジンギスカンメーカー、小林ジンギスカンとアイマトンの協力を得て、特製のジンギスカンを使用して製造されています。冷凍状態で提供されるため、手軽にレンジで温めるだけで美味しいジンギスカンを楽しむことができます。
2. 商品開発の背景
このプロジェクトは、滝川市から寄せられた「お米が余っているので、他地域と差別化する商品を開発したい」という要望に端を発しています。レッドホースコーポレーションは、この要望を受けて、市の特産物を活かした商品開発に着手しました。ヒアリングを重ねる中で、滝川市がジンギスカンの歴史を持つ地域であることに気付き、冷凍配送による『ジンギスカン丼』の提案を行いました。
3. 初期の反応と説得
当初、滝川市の担当者は「冷凍のジンギスカンは売れないのでは」と懸念を示しました。しかし、地域外でジンギスカンを楽しむ機会が少ないことや、家庭内でのジンギスカンの食べ方が一般的ではない状況を説明しました。また、近年のコンビニでのご当地おにぎりの人気を挙げ、需要が高まる可能性を訴えました。この提案が商品化のきっかけとなり、最終的に丼とおにぎりの形に結実しました。
4. 試食会での高評価
滝川市内において試食会を開催したところ、参加者からは「とても美味しい」といった高評価が相次ぎました。このことから、市民のネガティブな印象は払拭され、商品完成度の向上に繋がりました。
5. 商品と寄附受付の詳細
新商品は、以下のようなラインナップで寄附を募る予定です。
- - ジンギスカン丼(小林精肉店):4個セット 特上ラム 17,000円
- - ジンギスカン丼(アイマトン):4個セット 15,000円
- - 2種のジンギスカン丼:4個セット 16,000円
- - ジンギスカンおにぎり:9個セット 特上マトン 13,000円
この寄附品は12月24日から、ふるさと納税ポータルサイト『ふるさとチョイス』などで申し込みができます。
6. ブランド化と今後の展望
『ジンギスカン丼』と『ジンギスカンおにぎり』を通じて“滝川市=ジンギスカン”というイメージを全国に広めていくことを目指しています。また、ふるさと納税以外の販路拡大にも取り組んでおり、生産者の収益向上を図る計画です。
「地域に賑わいをもたらし、住民のモチベーションを高める商品開発を行っていく」というビジョンのもと、レッドホースコーポレーションは今後も新しい地場産品の開発に情熱を注いでいきます。
【レッドホースコーポレーションについて】
1964年に設立された同社は、地域産業支援や地域のブランド化に貢献しています。詳細は公式サイトをご覧ください。