アイヌ文化貸出
2025-01-07 14:35:34

アイヌ文化を学ぶ新しい機会!高校への書籍貸出が全国に拡大

アイヌ文化の理解を深めるための新たな取り組み



公益財団法人アイヌ民族文化財団が運営するウポポイ(民族共生象徴空間)では、アイヌ文化に触れる機会を提供するための新しいサービスを展開しています。この度、令和6年度から開始された高校向けの書籍貸出サービスが、令和7年度より全国の高校に拡大されることが発表されました。

1. UPOPOY LIBRARYの内容



ウポポイの「UPOPOY LIBRARY」では、アイヌ民族に関連する書籍を50冊パッケージにして半年間、高校の図書館に無料で貸し出す制度が設けられています。この取り組みは、日常生活の中でアイヌ文化に触れる機会が少ない北海道外の高校において、学生たちが気軽にアイヌ文化を学べる場を創出することを目的としています。

特に、教育旅行でウポポイを訪れる高校には、事前・事後学習としてこれらの書籍を活用することで、訪問時の体験をより深めることができるのです。

申込み方法と利用期間



利用を希望する高校は、2025年1月31日までに指定のメールアドレスに申し込むことが必要です。応募結果は2月中にメールで通知される予定です。貸出期間は令和7年度の2025年4月以降で、最大6か月間となる見込みです。

2. 過去の利用実績とイベント



令和6年度には、既に岡山県、広島県、徳島県の数校でこの書籍貸出が行われ、岡山県立岡山東商業高等学校では「UPOPOY LIBRARY EVENT」が開催されました。このイベントでは、学生がアイヌ民族の楽器である“ムックリ(口琴)”を演奏体験するなど、実際に文化に触れる貴重な機会が提供されました。

3. ウポポイの魅力



ウポポイは2020年に北海道白老町にオープンした、アイヌ文化を学ぶための拠点です。国立アイヌ民族博物館や、五感でアイヌ文化を感じられる国立民族共生公園などがあり、さまざまな角度からこの文化を体感することができます。また、豊かな自然環境の中で、アイヌ文化の歴史や伝統を直に学ぶことができます。

4. まとめ



アイヌ文化の理解を深めるための「UPOPOY LIBRARY」サービスは、高校生にとって新たな学びの場を提供します。アイヌ文化に興味がある方や、少しでも触れてみたいという方は、この機会をお見逃しなく。全国の高校での広がりに期待したいですね。

詳しくは公式サイトやSNSで情報をチェックして、興味あるイベントや学びの機会に参加してみてはいかがでしょうか。


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