北海道の新鮮牛乳、沖縄へ
2025-08-26 09:40:23

北海道の新鮮な牛乳やデザートが沖縄に即日届く新プロジェクト始動

北海道から沖縄へ、新鮮な牛乳・デザートが即日配送!



2025年7月7日から、北海道の新鮮な牛乳やヨーグルト、デザート類が沖縄県に即日で届けられるという新しい取り組みがスタートします。このプロジェクトは、全日本空輸(ANA)、株式会社セコマ、大日本印刷株式会社(DNP)、そして株式会社野嵩商会の4社が協力して実現させたものです。

どのような商品を運ぶの?



今回の取り組みでは、セコマが北海道の豊富町や札幌市で製造する製品が対象となります。具体的には、「サロベツ牛乳」「北海道生乳100%よととみプレーンヨーグルト」「とよとみミルクコーヒー」「たまごプリン」「ミルクプリン」といった多彩な商品が沖縄に届けられます。これらの商品は、北海道で作られた新鮮な材料を使用しており、次の日に沖縄で販売されるため、その鮮度は抜群です。

どのように輸送されるの?



ANAは2024年からセコマの一部商品を稚内空港から沖縄へ空輸していましたが、新たに新千歳空港からの大量輸送に切り替えることでコンテナ単位の効率的な輸送を実現しました。今後は、輸送頻度を増やし、取り扱う商品数を増大させる予定です。これにより、国内旅客定期便の昼間の空きスペースを有効活用し、物の流れをスムーズにします。特に日本国内の物流が課題となる「2024年問題」に対する一つの解決策にもなると期待されています。

このプロジェクトの大きな特徴は、DNPが開発した「DNP多機能断熱ボックス」を使用している点です。このボックスは、優れた断熱性を持つ素材を使用しており、内部の温度を一定に保つことができます。電力を必要とせず、長時間にわたって温度管理が可能であるため、商品の鮮度を保ちながら沖縄まで運搬することができます。また、これにより輸送量も従来の約2倍に拡大されています。

沖縄での販売先は?



北海道から輸送された商品は、沖縄県内に展開するフレッシュプラザユニオンというスーパーマーケットで翌日から販売されます。これは、現地の消費者にとっても北海道の優れた牛乳やデザートを手に入れられる絶好の機会です。

この取り組みを通じて、北海道と沖縄の距離を感じさせないような新しい物流の形が実現されます。今後もこのような工夫がなされ、地域の特産物がより多くの人々に届けられることを期待しています。新鮮さを大切にした商品を、ぜひ手に取って味わってみてください。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: ANA セコマ DNP

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。